日本生殖医学会認定 生殖医療専門医 不妊治療費助成金指定医療機関 藤沢駅南口徒歩4分 TEL 0466-55-5011
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当院のご案内

当院の治療内容

卵巣周期の管理

良好な卵子を得るためには、正常な月経周期に採卵することが大切です。
このため当院ではホルモン製剤で卵巣周期を整えた後、体外受精の治療周期に入っていくことがあります。

自然周期

排卵誘発剤等の薬剤は使わず自然周期で採卵を行います。これは、卵巣周期が正常な場合、最も反応性の良い卵胞が主席卵胞(一番早く大きくなる卵胞)となり、その中にはこの周期の最も良質な卵子が入っていると考えられるからです。しかし、採卵時にすでに排卵が終了し採卵できないことがあります(10~15%)。

クロミフェン周期

クロミフェンという内服薬を用いて、脳から卵胞を刺激するホルモン(FSH)の分泌を促し、卵胞を複数個育て採卵をする方法です。年齢によって異なりますが、38歳で平均2~3個の卵子が採れます。卵巣に負担の少ない卵巣刺激法ですが、子宮内膜が厚くならず一旦凍結した胚を、翌周期以降に移植をすることがあります。

クロミフェン/r-FSH周期

クロミフェンとr-FSH製剤注射を少量併用して卵巣を刺激し、排卵を誘発する方法です。38歳で平均3~4個の卵子が採れます。一周期で良好卵子が複数個採れるような卵巣に余力のある患者様に合った卵巣刺激法です。

レトロゾール周期

レトロゾールは、卵胞の発育を助けるとともに、クロミフェンと異なり子宮内膜への影響がないため、新鮮胚移植を行う場合に用いられます。平均1~2個の卵子が採れます。(但し、本薬剤は排卵誘発の適応となっておりません。)

カウフマン療法

排卵誘発剤の使用過多等により翌周期以降の生理周期が乱れ、良好卵子採取が難しい方が時々います。 その乱れた周期を必要に応じて50日間の当院独自のカウフマン療法により修復、調整し正常な状態に戻します。この方法により体外受精の周期における良好卵化を試みます。

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体外受精

採卵

私たちは1999年より採卵針の独自開発を開始し、現在は世界標準の採卵針(17ゲージ)に比べ、約2分の1の太さの採卵針(21または22ゲージ)による採卵を行っています。 針の先端部分の刃は特殊な方法で加工し、組織へのダメージを最小限に抑えるように工夫を施しました。 この極細針では痛みや出血も軽度なため、不妊治療施設で一般的に行われている採卵のための全身麻酔処置は必要ありません。また、身体に大きな負担をかけず通常数分で採卵が完了するので、採卵後の安静時間は10分程度で当日帰宅が可能です。

通常媒精

1個の卵子と10~20万匹の精製した良好な精子を、培養液中で受精させるもので、自然に近い受精方法です。

顕微授精(ICSI)

精子の数や運動性に問題があり通常の受精法では受精率が低いと予測された場合、顕微授精(以下「ICSI」)を行います。顕微鏡で観察しながら微細なガラス針で1匹の精子を卵子に注入する方法です。

ピエゾICSI

ピエゾ(圧電素子)を使用したICSIです。先端が平坦なガラス針を用いるため卵子への侵襲が少なく、ICSI後の卵子生存率を高めることができます。

卵子の活性化技術

ICSIを行っても受精しない卵子に対し、電気刺激や薬剤を用いて活性化を行い受精を補助する技術です。

精巣上体または精巣精子回収法(PESA,TESE)

精液中に精子を認めない場合、精巣上体(精巣で作られた精子を一時的に貯蔵する器官)や精巣から外科的に精子を採取する方法です。

胚移植

体外で育てた胚を子宮内へ移植します。目的の位置へ正確に胚移植を行うには熟練を要します。当院では経膣超音波で移植位置を確認しながら、正確かつ速やかに移植を行います。
私たちは以前より多胎妊娠の減少を目指してきました。現在ではほぼ100%、1個の胚(受精卵)だけを子宮に戻す治療を行っています。

移植に使用するカテーテル

私たちが開発した細く柔らかいカテーテルを使用します。 一般的なカテーテルが6フレンチというサイズなのに対して当院では2フレンチのカテーテル(2分の1以下の太さ)を開発し、 素材も従来のテフロンという硬いものからシリコンという非常に柔らかいものに変更しました。 操作性と柔らかさの間には相反する関係があり通常カテーテルには一定以上の硬さが要求されますが、これを独自の技術で解決しました。

移植後黄体ホルモン管理

黄体ホルモンは妊娠ホルモンとも呼ばれ、胚の着床やその後の妊娠維持に欠かせません。当院では最高の着床環境を作るために、黄体ホルモン値を複数回測定し、正確な黄体ホルモン管理を行っています。

着床障害に対して

良好と考えられる受精卵(胚盤胞)を移植しても着床が起こらない患者様がいらっしゃいます。このような方に対しては、良好凍結胚盤胞と不良凍結胚盤胞をペアにして移植を行います。移植された胚と子宮内膜とは相互に刺激を与えながら着床過程が進むと考えられています。移植胚側から内膜側への働きかけを増強し、しかも良好胚と不良胚を組み合わせることで多胎になる確率を極力避ける方法です。

胚盤胞培養

着床する直前の胚は胚盤胞と呼ばれます。加齢や卵管炎など卵管の機能が低下している方は、胚が胚盤胞まで発育しにくいと考えられます。卵管機能を代用する培養方法です。

卵子孵化補助

胚の周囲を包み保護する透明帯に異常があると、着床率が低下します。このような場合、透明帯を除去した後に胚を移植することが有効と考えられます。当院では、安全性の高い赤外線ダイオードレーザーを用いて胚孵化補助を行っています。

ガラス化凍結胚保存法

着床するためには、胚と子宮内膜が正確に同期することが必要です。両者のタイミングがずれている場合、胚を凍結保存します。当院の胚凍結は、融解後も高い生存率を示すガラス化凍結胚保存法で行っています。凍結保存した胚は、子宮内膜の着床環境が最適な時点で融解し、移植します。

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研究・技術開発

水素処置技術

活性酸素などにより運動性が低下した精子の運動性を回復させる技術です。
精子の運動性が回復すると、ICSIの際に選別対象となる精子の数が増え、より良い精子を使用できます。また、精子の運動性が低いためにICSIを行わざるを得なかった患者様に、回復の程度によっては体外受精が選択できる可能性があります。

極少数精子凍結コンテナーの開発

現在、広く使われている精子の凍結方法や凍結器具(コンテナー)は、精子が極少数の方には適していません。当院では、新たな凍結コンテナー「MAYU」を開発し、このコンテナーの使用による妊娠・出産を学会報告しています。

卵子核移植技術

2015年2月、イギリスにおいてミトコンドリア病の患者様限定的に卵子核移植技術を応用する事が法的に認められました。将来的には核移植技術の幅は広がる可能性があり、加齢により質の低下した卵子を回復できるかもしれません。
当院では、将来的な臨床応用を見据えて、卵子核移植技術の開発・改良に取り組んでいます。

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医療法人社団 煌の会 山下湘南夢クリニック 院長:山下直樹
〒251-0025 神奈川県藤沢市鵠沼石上1-2-10 ウェルビーズ藤沢4F
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