医療法人社団 煌の会 YSYC山下湘南夢クリニック

日本生殖医学会認定 生殖医療専門医 不妊治療費助成金指定医療機関 藤沢駅南口徒歩4分 TEL 0466-55-5011

スタッフブログ 山下湘南夢クリニック(YSYC)は、神奈川県藤沢市にある不妊治療を専門とする医療機関です。 そこで働く私たちスタッフが、日々感じた事や不妊治療に関する事を書いています。

  • カテゴリー:YSYCの日常

    2014.09.29

    こんにちは、看護師の佐々木です。

    私は気分低下気味の時、決まってスーパー銭湯に行き汗をたっぷりかきます。
    まずは岩盤浴に入り目を閉じ、気になっていることを振りかえります。あーすれば良かった、
    こーすれば良かったなど散々考え、ここからが私の良いところで、「大丈夫上手くいく」
    毎回この答えになります。
    いろいろ考えても、前向きに自分が変わらなければ結局同じになるので、同じことを繰り返さないように
    日々気をつけています。
    考えがまとまり出したら次は炭酸泉にのんびり入ります。
    炭酸泉では何も考えず心を空っぽの状態で入浴。
    効能は血流促進や胃腸を刺激し腸の蠕動運動を促したり、水分排泄を促す働きがありこれにより便秘、むくみの
    改善や利尿効果が期待できるそうです。
    朝風呂の方がより効果あるそうですが、私に無理そうです・・・
    週に1~2回は行きたいと思っています。

    これから寒くなりますので、身体を冷やさないように気をつけてくださいね!!


  • カテゴリー:YSYCの日常

    2014.09.27

    こんにちは。

     
    受付の中西です。

     
    涼しくなり、季節はすっかり食欲の秋ですね。ダイエットを挫折しそうです。

     
    先日、国立新美術館で開催中のオルセー美術館展へ行ってきました。



    マネの「笛を吹く少年」や、ミレーの「晩鐘」など、

     
    印象派の超有名作品がたくさん展示されていて、大満足の展覧会でした。

     
    一番気に入った絵はマネの「アスパラガス」です。



    サイズは小さく、アスパラが1本描かれているだけという、一見地味な静物画ですが、

     
    制作の背景にあるエピソードがとても面白いのです。

     
    この絵より前に、

     
    マネは「一束のアスパラガス」という静物画を描き、コレクターのシャルル•エフリュシに800フランで売却しました。



    この絵をとても気に入ったエフリュシ氏は、太っ腹なことに、

     
    マネの希望額より多い1000フランで買い取ってくれました。

     
    後日、マネは余分に支払われた200フランへのお礼の意味も込めて、

     
    1本だけのアスパラガスの絵を描いてエフリュシ氏に贈ったそうです。



    「先日のアスパラガスの束から1本抜け落ちていました」というメッセージを添えて、、、、



    センスある芸術家はなんて小粋なことをするんでしょう!

     
    マネの「アスパラガス」に会えるオルセー美術館展は、六本木の国立新美術館にて

     
    10月20日まで開催中です。

     
    受付 中西

     
  • カテゴリー:YSYCの日常

    2014.09.22

    こんにちは。
    暑かった夏が嘘のように、涼しく秋らしくなりましたね。

    先月末に伊豆大島を訪れました。
    二連休をいただいたので、どこか遠出したいなと思いを馳せていたのですが、予定を立てず当日に…
    さすがに二日間家に引きこもるなんて耐えられない!しかもその頃は雨が降ったり止んだりどんより曇り空の毎日。
    気が滅入りそうなので、これはどこかへ出向かなければ!!
    できるだけ近場で・・・と思いついたのが伊豆大島でダイビング。

    翌日の予約が可能か早速電話で問い合わせ。「今晩の便で来る方がいるのでその方と一緒でしたら明日のご予約お受けできますよ。」
    私は迷わず「今晩の便で伊豆大島へ行きますので、明日の予約をお願いします!」
    ダイビングの予約を済ませ、電話を切るや否やその晩23時の大型客船を手配。
    行き先が決まればその後は、ザックに一泊分の荷造り。

    PM8:00 家を出発し、電車で初めての竹芝港へ。
    乗り場は、レジャーを楽しもうとウキウキの家族連れ、缶ビールやおつまみなど食料をどっさり持っている大学生たち、トレッキングの人、サーフボードや自転車を担ぐ人たち…大勢の人たちで溢れ返っていました。
    PM11:00 竹芝港出港。
    二段ベッドの上段でしばしの仮眠。初めての伊豆大島のことを胸に、船に揺られること6時間。
    AM5:00 伊豆大島入港。
    まだ薄暗く霧雨の中、時間まで温泉へ。そこでもしばしの仮眠タイム。
    AM8:00 ダイビングショップへ向かい、準備開始。
    AM9:15一本目ダイビング。
    五ヶ月ぶりのダイビングでした。日本の海は初めてで今まで潜った海に比べると透明度は落ちますが、それよりも潜れたことが嬉しく、水中の音、水に浮かぶ感じ、空気を吸う感覚…すべてが心地よく、ダイビングに夢中になってしまいました。
    以外と綺麗なお魚たちが泳いでいることにも驚き!鮮やかなブルー、ピンク、パープル…ニモもいました♪
    AM11:30二本目ダイビング。
    今回は水中カメラにも初挑戦!
    普段から景色や食べ物など写真を撮ることが好きで、海の中での思い出も残したいと思い水中カメラをレンタル。
    しかし想像以上に難易度が高いことが判明。魚を撮ろうとするとピンボケ、ブレ、画面から外れてしまう…岩にくっついているウミウシや珊瑚なら動かないし今度こそ上手く取れる!と思いきや自分が流され、やはり上手く撮れないのでした。
    辛うじてハッキリ撮れた写真を載せます。

     

    ダイビング後は朝の温泉へ。束の間の休息で帰る時間に。
    PM4:00 ジェット船にて東京へ。滞在時間わずか11時間で伊豆大島を後に。
    PM5:45 あっという間に竹芝へ。
    PM6:30 24時間経たずに帰宅。
    めまぐるしい二日間でしたが、海に親しみ、ダイビングの方々とも過ごせて充実した旅行になりました♪

    季節の変わり目。朝晩気温が下がり、体調を崩しやすくなりますので、おいしいものをたっぷり食べてしっかり寝て運動も取り入れ、充実した秋をお過ごしください。


    看護師 黒田
  • カテゴリー:研究内容

    2014.09.20

    夏も終わり、秋風を感じるこの頃ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

    研究室長の中田です。

    題名が、冷やし中華始めます、みたいですが、季節物ではなく、今後、臨床に導入される、顕微受精の方法です。

    先日の説明会で、培養士からの説明を聞いた方もいらっしゃるかもしれませんが、いらっしゃっていない方のためにご説明しますね。

    通常の顕微受精では先端を鋭利に削った細いガラス管で、卵子の細胞膜を破くのに対して、ピエゾでは先端の丸いキャピラリーで微かな電圧の振動を与えながら細胞膜を破きます。細胞膜への傷害以外に、先端の鋭利なキャピラリーでは卵子は早々に破れないため、卵子は圧迫され変形します。

    ピエゾが7%程度の変形率であるのに対して、通常の方法だと30%以上になります。つまり、変形率が少ないほど、元の円形を維持していることになります。

    卵子の細胞膜への傷害と変形率からも、卵子にとって優しいのはピエゾになります。ただ、通常の顕微受精が全くダメというわけではありません。実績のある技術ですが、通常の顕微受精でなかなか受精しない方、顕微受精後に卵子が変性してしまった方にはお勧めかと思います。

    また、当クリニックのこだわりとして、ピエゾ導入にあたり、哺乳類最弱クラスの卵子の強さである、マウスで手技の習熟を重ねてきました。他院でも、ピエゾを導入している施設はいくつかありますが、本質的にピエゾが導入できているかは謎です。

    当クリニックでは最弱クラスのマウス卵子で、成績を出せた培養士のみ、哺乳類最強の人の卵子にピエゾを行います。最弱を知らないものが、最強でやっていいかどうかというのが、技術的な本質を押さえているかどうかということです。種差はあるけれど、弱さを知っているから、優しくできることはたくさんあると考えます。

    私が長年の経験から学んできたことを細部に至るまで伝え、マウス卵子を最良の教材として、こんな感じの顕微受精はダメだよと教えてくれたので、培養師のみんなには口うるさく思われたか「もしれませんが、患者さまの大切な卵子が少しでも元気に受精してくれたらと願っています。

    気になる方は医師に相談してください。

    ピエゾ導入以外にも、精子に関する研究などなど、進めていますので、ブログをなかなか書けなかったことをどうかお許しください。

    ピエゾは私の恩師の先生たちからいただいたプレゼントです。私が大学生だった頃に開発された技術でした。毎日毎日、朝から次の日の朝まで、ピエゾ漬けの日々でした。いつか活かせる日が来ることを夢見て、いつの間にか、10年以上かかりました。

    臨床ですぐにやればいいと言わず、私の考えを認めてくれた山下院長や、こうるさい私に耐えてくれた培養士のみんなには本当に感謝です。それでも、まだまだこれからだと思います。

    写真は、実験がうまくいかない時、落ち込んだ時に、夜中の実験室で相手をしてくれる、アインシュタイン博士のポスターです。

    You will surely succeed, tomorrow!

    顔と内容が合ってないでしょうか?

    私は時々、この顔で、全然ダメ、もう一回出直し!と言われている気がする時もあります。
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医療法人社団 煌の会 山下湘南夢クリニック 院長:山下直樹
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