医療法人社団 煌の会 YSYC山下湘南夢クリニック

日本生殖医学会認定 生殖医療専門医 不妊治療費助成金指定医療機関 藤沢駅南口徒歩4分 TEL 0466-55-5011

スタッフブログ 山下湘南夢クリニック(YSYC)は、神奈川県藤沢市にある不妊治療を専門とする医療機関です。 そこで働く私たちスタッフが、日々感じた事や不妊治療に関する事を書いています。

  • カテゴリー:YSYCの日常

    2016.10.28

    こんにちは!

    受付の中西です。

    平日休みの日は、朝からひとりで映画館へ行くことが楽しみのひとつです。

    休日と違い、ガラガラに空いていてほとんど貸切状態です。

    先日、「何者」と「SCOOP!」の2作品を観てきました。



    「何者」は、就活を通して、スマホ世代に生きる若者たちの心の闇をリアルに描いた、超ホラーな映画でした、、、。

    目に見えない足の引っ張り合いの描写が秀逸で、背筋のゾクゾク感がずっと止まりませんでした。

    「SCOOP!」は、福山さんがダーティな中年パパラッチ役を演じています。

    この主人公が、お下品な発言を連発したり、後輩役の二階堂ふみさんに完全にアウトなことをしたりするのですが、

    福山さんのかっこよさのおかげで、まったく嫌な感じがしない、、、というか逆にすべてが色っぽくて、二階堂さんが心底羨ましかったです。

    隣で鑑賞されていた上品そうなマダムも声を出して笑っていらっしゃいました。

    2作品とも色の違う面白さでした。ご興味ある方はぜひ~♪

    受付 中西
  • カテゴリー:YSYCの日常

    2016.10.25

    こんにちは。

    10月下旬に入って気温が一気に下がり、もうすぐ紅葉の季節ですね。

    今年はどこに見に行こうか、今から楽しみです。

     
    少し前ですが、8月下旬に北海道へ行ってきました。

    今年の北海道は台風の影響が大きかったので天候が心配でしたが、旅行中は天候に恵まれました。

    レンタカーを借りて札幌、帯広、十勝、釧路を見て回り、ちょうど十勝の花火大会と旅行が重なっていたので夏の終わりに打ち上げ花火を見ることができました。食事はとても美味しく、観光も満喫していたのですが、最終日の前日に、不注意で携帯を水没させてしまうハプニングがあり、それが今回の旅行で一番印象深い出来事になってしまいました。季節を問わず丹頂鶴を見れる施設に行く予定が、この水没事件のおかげでキャンセルになってしまいとても残念です。



    写真は釧路空港で撮ったものです。次は本物の鶴を見たいと思います。

    小川

     
     
  • カテゴリー:YSYCの日常

    2016.10.24

    皆さんこんにちは^ ^
    すっかり涼しくなって参りましたが、お変わりないですか?

    今年の夏も暑かったですね^^;
    毎年最高気温を更新しているような、いないような…(・・;)
    しかし、あっという間に夏日が過ぎたように感じています。
    先日もスタッフと話していたのですが、自分たちの子供の頃は、35℃を超えるような気温の日はあったかな?夏は暑いけど、今程の気温はなかったように思うよね?と。
    子供の頃はエアコンを1日中使っていないとならない程の暑さでは無かったような…眠るときは扇風機でも十分だったような。
    確実に温暖化の影響が出ているということなのでしょうか。
    夏日より梅雨?台風?の時期が増えて、日照より雨の日も多かったように思います。

    その影響を大きく反映しているのが…お野菜たち。
    お値段が⤴︎ぐんと高騰してますよね。
    改めて、お日様の影響力の凄さを感じさせられます。

    日本は四季のある美しい国…と、思っておりますが、今年の状況を考えると、亜熱帯期が増えそのうち四季の境が分かりにくく、感じにくくなるのでは?と、寂しく思ってしまいました。

    秋はとても過ごしやすいですが短いので、そろそろ冬支度も始めて下さいね!そして味覚の秋もお楽しみ下さい(^-^)/

    それではまた☺︎
    看護室 佐藤
  • カテゴリー:研究内容

    2016.10.23

    秋も深まるこの頃ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?高度生殖医療研究所の中田です。
    10月16日からアメリカ合衆国ユタ州ソルトレークシティーで開催されたアメリカ生殖医学会(ASRM)で発表してきました。
    今回は培養室長と私の2題の発表でしたが、日本の施設からの発表がかなり少ない中、1施設から2題発表はなかなかの快挙ではないかと思います(自画自賛のようですが)。
    私の発表にもたくさんの質問をいただいて、とても勉強になりました。

    今回の学会で私が特に驚いたのは、2004年から2013年のアメリカの治療数に占める卵子提供、精子提供、胚提供の割合です。治療総数135万周期に対して、卵子提供が約14万周期(約10%)、精子提供が約3万7千周期(約2.7%)、胚提供が約7500周期(約0.6%)という驚くべき数でした。他の発表では、その周期に対する民族の割合まで掲示されていましたが、アメリカが多民族国家であることを反映していること、血縁関係よりも関係性や個人の意志を尊重する国であることを感じました。
    アメリカや海外での不妊治療のトピックには、卵子提供、代理母出産などがクローズアップされていますが、通常の治療での胚移植(分割胚、胚盤胞移植を含む)での出産率は29.6%、卵子提供を受けても出産率は42.3%、胚提供を受けても34.1%という率であること、卵子提供は400万円前後、新鮮胚移植が1050ドル(約10万5千円、2016年10月22日現在、円高で1ドル103円)、凍結費用1000ドル(約10万円)、凍結胚移植3812ドル(約38万1200円)、治療費は合計約140万円前後がかかっていること(採卵費用や体外受精や顕微授精代、薬代については別途請求。また、施設間で異なるため平均であり、胚の数によっては費用も異なる)はあまり知られていない、驚くべき高い数字だと思います。
    アメリカや海外に行って卵子提供や治療を受ければ日本よりも成功率が高い、かのように言われていますが、決してそうとは言い切れない数字ですし、保険や保証がない国での治療では医療費を際限なく使える方でない限り、渡航滞在費も含めるとなかなか大変な金額になりますし、言葉の違い、文化の違いのある国での治療は困難も多いだろうと思いました。
    また、私はアメリカの家族関係が気になり、渡航中から少々調べました。アメリカでは連れ子のいる再婚率が1980年代から増加し、養育権をめぐる裁判数の増加、子供の虐待数の増加、保護を要する子供は約51万人(2006年)も報告されています。さらに、調べていて驚いたのが、アメリカでの実子の誘拐数が年間で13万5千件もあるということです。日本は必ずしもアメリカのようになるとは言い切れないのですが、数十年後は一体どうなっているのだろうか、と考えさせられました。

    現実的な話が続いてしまいましたが、渡航中の最終日、ソルトレイクに立ち寄りました。土色帖の番号でお伝えできれば正確なのですが、黄色がかった褐色の山と白い水色の湖の色とのコントラストが綺麗な風景でした。遠い昔にアメリカインディアンたちも見ていたかもしれないなと思ったりしました。

    最後に私の好きな本、「ネイティブアメリカン 聖なる言葉」からの一説
    あなた最大の宝は内なる子供だ。
    年をとっても、
    その子供を育み続けなさい。
    この子供は永遠にあなたの一部。
    内なる子供はあなたに
    あなたが願ってもやまない自由を、
    あなたが欲する自発性を、
    あなたが求める驚きを、与えてくれる。
    子供の目でものを見よ。
    そうすれば人生の魅力がわかる。

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