8月に入ってからというもの、雨が続いていて鬱々とした気分の日々が続きました。
というわけで今回は、私と友人間で「平和のバイブル」と称されている漫画をご紹介したいと思います。
それがこちらの、「よつばと!」です。

ご存知の方もいらっしゃるでしょうか?
主人公はこの緑の髪をした5歳(自称6歳)の女の子、よつばです。

よつばは、こちらの「とーちゃん」と呼ばれる翻訳家の小岩井さんとふたりで暮らしています。

お話はこのふたりがある街に引っ越してきたところからはじまり、平凡のようで彼女にとって平凡でない毎日を描いています。
この漫画の見どころは、よつばのとにかく自由奔放、好奇心旺盛、破天荒な部分です。それがもうとにかくかわいいです。カワイイの極みといっても過言ではありません。
また登場人物の大人たちが揃って優しいのも特徴で、この漫画の中には優しい世界が広がっています。
あまりにもお隣さん宅へ入り浸るよつばに、
「あんまりズーズーしいことすんなよ?」と注意するとーちゃんに対して、よつばは、
「あーあれか?しってる
あの むずかしい…
え… えんりょ?」
よつばにとっては遠慮は難しいみたいです。
また、ある日皆で牧場に行った際よつばは、飼育員さんから牛が牛乳をつくっていることを教えてもらいます。よつばは牛乳が大好きなので、牛に拍手をします。さらには、
「みんなも!みんなをうしをほめて!」と、飼育員さんをも巻き込んで、牛に拍手をします。牛もキョトンです。
ここには載せきれないくらい、よつば語録はたっくさんあります。どれもクスッと笑わせてくれて、癒されます。
実は、タイトルの「いつでも今日が、いちばん楽しい日」というのはこの漫画のキャッチコピーです。もう5歳ではないので、「いつでも今日が、いちばん楽しい日」とはいきませんが、昨日より今日、今日より明日がちょっとでもいい日になるといいなあという気持ちにさせてくれる漫画です。
こころがささくれてるなあと感じた時に是非読んでみてください。
培養部 田中