医療法人社団 煌の会 YSYC山下湘南夢クリニック

日本生殖医学会認定 生殖医療専門医 不妊治療費助成金指定医療機関 藤沢駅南口徒歩4分 TEL 0466-55-5011

スタッフブログ 山下湘南夢クリニック(YSYC)は、神奈川県藤沢市にある不妊治療を専門とする医療機関です。 そこで働く私たちスタッフが、日々感じた事や不妊治療に関する事を書いています。

  • カテゴリー:YSYCの日常

    2018.12.29

    こんにちは 受付の瀧澤です。

    今年もあと2日で終わりですね。

    1年があっという間に過ぎていきます。

    皆さん、平成最後の年末ですが今年を振り返ってみましたか?

    私は今年は1つ「趣味」を持つことが出来ました。

    昔から何か「もの作り」をしたいと思いつつ・・・なかなか動かず・・・重い腰をやっと上げたのが今年の夏でした。

     
    小・中学校の頃は編み物にはまり、レース編みでコースターやテーブルクロスを作ったり、毛糸で帽子やセーター・マフラーを作ったりしました。

    高校では美術部で油絵を描き、デザインの学校へ行くと絵はもちろん、カメラも習いました。

    就職するとなかなか絵を描く時間も無くなりましたが、いつか何か創作活動を始めたいと、ひそかに思っていました。

    3年位前からその思いが強くなり、お稽古に通いたいと思うようになり、ネットで色々調べました。

    長く続ける為には ①家から遠くない事 ②毎週は無理なので月に2回程度のお教室である事

     
    最初に思いついたのは「陶芸」

    調べると食器だけでなく自分の作りたいものを自由に作る事が出来るお教室が藤沢にありました。

    とても魅力的でしたが、よーく考えて・・・食器はもうたくさんあるし、いらないなぁ。

    かさばるし・・・何より焼き物は焼いてもらわないと出来上がらないのです。

    作品が1人では完成しない。長く続けていくのはムリだと思い、諦めました。

     
    次に「アクセサリー作り」

    これも辻堂あたりのお教室で通いやすく、プロのご夫婦がやっていて作品も素敵なものばかりでした。

    これは最後まで悩みました。

     
    最終的に私が選んだのは「木彫り」のお教室です。

    木彫りと言うと仏像を想像してしまいますが、私が見つけたお教室は何でも作りたいものを作っていいお教室でした。

    先生は美大を出てから、能面を作る仕事をしたり、ずっと木彫りに関わっている方で、今はご自宅で週に3回お教室を開き、自分でも気の向くままに創作しネット販売したり、依頼を受けてお雛様や仏像を彫っています。

    生徒さんもたくさんいて、みんなそれぞれのペースで好きな物を彫っています。

    手のひらサイズの猫ちゃんやお皿、等身大のペットのワンちゃんなど、みんな楽しそうです。

    初日は四角い木をのこぎりで切りだしていくので上半身すべて筋肉痛・・・次の日も辛かったです。

    この初日ののこぎりが辛くて、1日で来なくなった男性の生徒さんもいたそうです。

    私ものこぎりは大変でしたし、彫刻刀で指は切るし・・・でも!すごく楽しかったです。

    月に2回通えるお教室は13時~17時までで黙々と彫る作業です。

    15時には先生がお茶を淹れてくれてお菓子もいただきます。

    長く通っている生徒さんは彫りながら先生と世間話をされていて、それを聞きながら楽しい時間が流れます。

    猫ちゃん2匹とダックスちゃん1匹が自由に教室を歩き回り、猫ちゃんは生徒さんの目の前でくつろいでいます。

    夏から通って、今2作品目を彫っています。

    まだまだ下手ですが、自分で作った作品は愛着がありますネ。







     
    来年はより一層仕事に励み、趣味の時間も楽しみ、充実した1年になるよう頑張ります!

    来年もよろしくお願いします。

    2018年12月29日 瀧澤
  • カテゴリー:YSYCの日常

    2018.12.22

    1年あっという間で、気が付けば今年ももう残り僅かとなりました。

    この時期、皆さんも大掃除に追われているのでしょうか。

     
    私も今月に入ってから、少しずつ大掃除をしているのですが、毎回余計な時間がかかってしまいます。

    年末の大掃除位にしか出来ないと思い、クローゼットの奥の荷物も出してしまうのが原因です。

    今年も、ついつい昔のアルバムやら思い出の品を見てしまい、色々な事を思い出しては掃除の手が

    止まってしまうという始末です。

    学生時代を懐かしんでいたら、今のソフト部はどうなっているのか気になりネットで調べてみてびっくり。

    学校の名前が変わっていました。

    現在では普通科もでき、学校の名前から「商業高等学校」という名前は消え、「〇〇高等学校」

    になっていました。

    ソフト部も昔のような状況ではなく、部員もギリギリの人数のようで時代の流れをとても感じました。

    現在は私の同級生が顧問をしており、その子は母校でソフト部の指導をする為に体育系の大学の教育学部に

    入学し、教員免許を取って学生の頃の夢を叶え母校でソフトを教えています。

    私たちが現役の頃と変わってしまっているとは思いますが、きっと私たちが教わった大事な事は彼女が

    きっと受け継いでくれていると思います。

    久しぶりに連絡でも取って、今度母校に遊びに行ってみようかな・・・と思ったりしてます。

    社会人としてだけでなく、色んな意味で初心に帰るのも良いのではないかと思いました。

     
    受付 清水
  • カテゴリー:YSYCの日常

    2018.12.14

    こんにちは。

    ここ最近かなり気温が下がり、とても寒い日が続いていますね。
    私はこの寒暖差にすっかりやられてしまい風邪を引いてしまいました。
    皆様も風邪などは引かれていませんでしょうか?

     
    私はこの時期、いつも悩まされていることがあります。
    それは「冷え」です(>_<)
     

    身体が冷えると血行が悪くなって、肩こりや浮腫みを起こしたり、老廃物も溜まりやすくなるので肌トラブルを招いたり。免疫力も下がるので病気にもかかりやすくなります…。
    末端冷え性の私は何をしても手足が温かくならず、どうしたものかと様々な対策をとっているのですが、最近良い対策法を発見しました!

     
    それは、朝一のホットココアです☆

     
    実はココアは、生姜よりも身体を温めてくれる作用が強いと言われています。
    そして身体は「朝一番に何を摂るかによって、1日の身体の温まり方を決める」とも言われています。

    つまり、朝一番に冷たいものを取れば、その日はずっと冷えっぱなし。
    逆に温かいものを取れば、温かく1日を過ごせるということです。

    さらに私は、ココアを豆乳で割って飲んでいます。
    豆乳は美容と健康に良く、女性ホルモンの働きを助けてくれるイソフラボンを沢山含んでいて、コップ一杯で1日に必要な量も充分に摂取できます(^^)

    ここで重要なポイントが2つあります。
    1つ目は、ココアはカカオがなるべく高いものを選ぶのがベストです!
    ポリフェノールも沢山取れれば美肌効果も期待できます。

    そして2つ目は、調整ココアではなく純ココアを選ぶことです!
    袋の後ろの原材料名で、ココアパウダーが1番最初に書いてある「純ココア」がオススメです。
    調整ココアは、お湯を注ぐだけで簡単にでき上がり、甘くて美味しいのですが、糖分が多く含まれています。糖分を摂りすぎると、肥満の原因等にも繋がります。

    私はこれを飲み始めてから、手足の冷えが徐々に改善されてきました!
    なので、この冬はココアで寒さを乗り切りたいと思います。

     
    朝一のホットココア、オススメなので冷え性で悩んでいる方はぜひ試してみてください。
     

    早いもので私は今年最後のブログ更新となりました。

    2019年も、より多くの患者様に笑顔が溢れるようスタッフ一同、全力でサポートさせていただきます。

    皆様お身体には気をつけて、良い年をお過ごしください。

     
    受付 宮崎
  • カテゴリー:研究内容

    2018.12.09

     秋らしくない秋を過ぎて、北国では雪が舞い始めるこの頃ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?私はずいぶん遅くなりましたが、今日、やっと綺麗な紅葉を見ることができました。高度生殖医療研究所の中田です。

    1130日の読売新聞の朝刊で私の母校が記事になるということで、私は取材をいただき、大学時代の話、胚培養士の話、研究の話などなどをさせていただきました。実際に記事になったのはその一部でしたが、これから大学生になる学生さんたちが進路を決める際の参考にしていただけたらと思います。興味のある方がいましたら読んでみてください(以下をクリックしてください)。

    Yomiuri20181130nakat

     私は以前の投稿にも書きましたが、明治大学農学部の発生工学研究室という、ブタやマウスのクローン動物や、顕微授精にまつわる研究をしている長嶋比呂志先生の研究室に所属していました。体外受精、顕微授精、卵子と胚の凍結など生殖医療に先行する技術を使い、動物の卵子や精子を体外発生培養し、胚を移植して、動物の赤ちゃんを得る、ということから、大学生活でとてもたくさんのことを学びました。その中で、私が一番心に残っている長嶋先生の言葉は「隙間の美学」でした。多くの研究者が行うトレンドの研究やニーズがあると誰もが思うことよりも、自分が好きだと思う、自分自身が肌で感じ今求められていると思う、自分にしかできないと思う研究を見つけ行うことの大切さ、を教えてもらいました。

     私は、もともとは「たまごやさん(卵子や胚の研究を行う研究者を言います)」ですので、「体外受精」、「顕微授精」、「ピエゾICSI」、「卵子・胚の凍結」、「活性化」、「卵子若返りのための核置換・細胞質置換」、「分割胚や胚盤胞のバイオプシー」などを行って来ました。しかし、ここ5年くらいは「たまごやさん」と同時並行もありますが、「精子やさん」です。精子に関する研究、「水素処置によるヒト精子の運動性の回復」「極少数精子凍結デバイス「MAYU」の開発」「Y精子選別技術の開発」「精巣組織凍結法の開発」と来年以降に発表していく予定の精子の研究を進めています。ずっとやりたかったこと、自分がこれから大事なものになると思うこと、自分しかできないと思うことを始めるために、ずいぶんと時間がかかってしまいました。だけど、「たまごやさん」だからこそ、「精子やさん」に活かせることもあるんだなと改めて思います。回り道のようだなと思ったこともありましたが、回って良かったなと思います。

     精子の研究を始めた頃は、精子の研究をずっと行ってこられた方には「中田さんは本当にわかっているのかな?」と思われたでしょうし、泌尿器科で男性不妊に携わっている医師の一部の方には「変わり者」のようにも言われましたけれど、「そう思われても仕方ないから勉強しながら頑張り続けてみよう」と思いました。今も同じように思いながら研究をしています。

     仕事人生で考えるとあと半分くらいになってしまいましたが、研究を通して、患者さんに元気な赤ちゃんが生まれてきてくれること、自分の研究がどれかひとつでも未来に残って培養士やどこかの研究者の力になってくれることを願って、今年も残り最後まで、来年以降も目標をもって、目的のためにコツコツそしてガツガツ頑張っていきたいなと思います。

     今年も1年間、温かい言葉をかけてくれた同僚、具合が悪いと点滴をしてくれた看護部のみなさん、いつも惜しみなく協力してくれる培養室のみなさん、たまに適当にあしらってくれる培養室長、仕事を任せてくださる山下院長に感謝しています。ちょっと早い挨拶となりますが、来年もどうぞよろしくお願い致します。

     

    高度生殖医療研究所

    室長 中田久美子
     
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