医療法人社団 煌の会 YSYC山下湘南夢クリニック

日本生殖医学会認定 生殖医療専門医 不妊治療費助成金指定医療機関 藤沢駅南口徒歩4分 TEL 0466-55-5011

スタッフブログ 山下湘南夢クリニック(YSYC)は、神奈川県藤沢市にある不妊治療を専門とする医療機関です。 そこで働く私たちスタッフが、日々感じた事や不妊治療に関する事を書いています。

  • カテゴリー:YSYCの日常

    2020.04.30

    こんにちは。

    新型コロナウイルス感染症のためいろいろな事を自粛しなければならなく、大変ストレスを感じています。

    しかし、しばらくはこのコロナウイルスと戦わなければいけないのが現状です。

    そのためには健康な身体を保たなければいけないと思うのです。

    普段あまり家でお料理をする時間がないのですが、ただ今クリニックの診療時間が少し短縮しているので、自宅に帰る時間がいつもより早く、その時間を利用して、お料理をする事にしました。バランスの良い食事を取れるように、野菜中心に料理をしています。

    帰宅してビールを飲んで寝るというのが習慣だったのですが、料理を始めると自然にビールを飲む機会も減り、健康になり過ぎて、体重が増加気味です。

    家にいる時間が増えると、考える時間も増えます。

    自分を振り返るよい機会だと私は思って過ごしています。

     
     
    クリニックも感染予防の為色々と対策をしています。

    今までと違いご不便をお掛けすることもあるかと思います。ご協力をお願いします。

     
    皆さまも大切な人・家族・職場の仲間を

    守る為に自分が出来る限りの事をやってみましょうね!!

     
    看護部  佐々木
  • 2020.04.28

    若い頃から時間通りに予定を済ませることにこだわるところがあって、予定通りに事が運ぶととても充実した気持ちになれます。

     
    医師になり時間に追われる毎日を送るようになってからは、なおさらその傾向が強くなりました。予定がたくさん詰まっていても、何時何分までにこれをして、それから何時何分までにあれを済ませて、予定時刻通りに仕事を終えるというように、段取りを組みいつも一つ先、二つ先のことを考えて仕事をしてきました。心と頭の準備をして事に臨んでいると、たとえ突発的なことに出くわしても多くの場合筋書通りに事を運ぶことができたように思います。

     
    産婦人科の手術を数多くしてきましたが、手術の時も何時までに臓器を摘出し、何時までにリンパ節を隔清し、予定時刻通りに創を閉じて終了するというように、滞ることなく流れるように、そして静かに進んでいく手術を理想の手術として常に心がけてきました。

    一見タイムテーブル通りに物事を進めることは、時間を優先してしまいやるべきことをおざなりにしがちなように聞こえますが、できるところは徹底的に、危ないところは必要以上に執着せずに見切りをつける勇気を持ち、滞ることなくパニックに陥らないように進めた方が結果的には良い手術になることを肌で感じてきました。

     
    画家や文筆家のように一人でする仕事なら自分が納得するまで一筆のタッチや、一字一句にこだわり、妥協せずに時間を使えばよいと思いますが、チームワークで行う仕事では自分のペースだけで仕事を進めることは、周りのスタッフの集中力と協調性がどんどん薄れていき、得てして誰も満足のいかない仕事になりがちです。

     
    これは、ちょうどオーケストラと同じで、指揮者だけが独り力んで自分の思い通りにタクトを振っても演奏者との間で気持ちが共有できなければ、美しいハーモニーを紡ぎ出すことができないのと同じだと思います。

     
    何事も先を読み、そして周囲との調和を忘れないことが良い仕事をするためにとても大切であると私は考えています。しかし、そのような生活を何十年も送ってくると一種の職業病のようなもので、日常の会話や食事などを含めて何をするにつけても、その時やっていることに夢中にならず、少し冷めたところで次の時間のことを考えている自分がいることに気づかされます。

     
     
    終わりの見えないCOVID-19の世界的な流行は、世界中の人々の考え方、生き方に大きな影響を与えたように思います。

     
    豪華なクルーズ船で世界を旅して人生の幸福を享受していた老夫婦が数週間後には予期せぬ別れを迎えたり、ついこの間まで元気に笑いを振りまいていた芸能人の訃報のテロップが突然テレビ画面に流れたり、さらに心痛むのは、長い間介護してきた親や長年連れ添ってきた伴侶に闘病の激励をすることも臨終に立ち会うことも許されず、再びの対面が小さな木箱に収められた遺骨とであったり、やりきれない不合理と深い悲しみと人生のはかなさを感じさせられる日々が続いています。

     
    一か月後に世の中がどうなっているのかわからない、仕事があるのか、自分が生きているのかさえわからない、この不確実な状況は誰にとっても息が詰まるような苦しい時間です。そして、予定通りに時間を送ることが身に沁み込んでしまった私にとってもとてもストレスが溜まる時間となりました。

     
    けれども、誰に文句を言っても怒りをぶつけてもCOVID-19の蔓延を解決できるわけではなく、変わらずに流れていく時間の中で自分自身がどのように生きるかを考えるのが一番の良策のように思います。

    そこで、先のことばかり考えて、今を心から楽しまなくなった自分の時間の過ごし方をリセットしようと考えました。

     
    食事は一口を食べたら口の中にある間は次の一口を口に入れない。

    目を閉じて噛みしめていると、この食材はこんな味がしたんだと新鮮な発見が一噛み毎に滲み出てきます。

    道端に花をつけている野草に足を止めて目をやる。

    昨日はハコベ、今日はヒメジオン。自然の造形の素晴らしさに改めて驚かされます。

    スマホから目を離し、車窓を流れていく穏やかな里山の風景を眺める。

    祖父母の家で過ごした懐かしい記憶が蘇ってきます。

    そして、家族との会話に無心に耳を傾ける。

    今を無事に生きている感謝の気持ちが湧いてきます。

     
    時の流れの中に浮かんでいる自分の心を、明日そして将来から今日そして今この時にシフトすると、子供の頃に失くしてしまった今を味わう豊かな時間の過ごし方が蘇ってくるような気がします。

     
    “一生の間にこんな時を経験できてよかったのかもしれない”と少しでも振り返れるように、強くそして柔軟な気持ちを持ってCOVID-19終息の日を待ちたいと思います。

     
    皆様の健康を心からお祈りしています。

     
    2020年4月28日 院長 山下直樹
  • カテゴリー:YSYCの日常

    2020.04.24

    こんにちは。
    受付の瀧澤です!

    緊急事態宣言以降、クリニック出勤以外は家にこもる毎日です。

    休みの日も一歩も外出せず、テレビを観たりスマホを観たり…やる事もなく一日が終わっていきます。

    暇を持て余すと、趣味の木彫りを少しやってみたり。お教室はお休みしてるので、家にある端材で指輪を彫りました。








    あとはケーキ作り♪
    お菓子作りは若い頃から色々と挑戦してきましたが、なかなか難しくて…私が作るのはバナナケーキとシフォンケーキの2種類!
    これだけはいつでも上手く焼けるし、失敗しない!
    もうこれ以外のお菓子作りはやめたのです。

    という事で、簡単バナナケーキの作り方(^-^)⬇︎

    ★材料
    薄力粉 100g
    強力粉 50g
    ベーキングパウダー 10g
    砂糖 120g
    バター 120g
    卵 2個
    ラム酒 大さじ1
    クルミ たくさん!
    バナナ 3本 →完熟したもの(無ければレンジで 1分半チンして黒く柔らかくする)

    ★作り方
    ①ケーキ型(18㎝)にオーブン用シートを敷いておく
    ②クルミは食べやすい大きさにしておく
    ハサミで切ったり包丁で細かくする(食感を残すため、あまり小さくしない)
    ③フードプロセッサーに砂糖・卵・2㎝角に切ったバターを入れ、なめらかになるまで回す
    ④そこへ ふるい合わせた粉類とちぎったバナナを入れ、粉類がザッと混ぜ合わさるまでスイッチのオン・オフを10回くらい繰り返す
    ⑤クルミ半量とラム酒も加え軽く混ぜる
    ⑥型に流し込み平らにしたら残りのクルミを上にまんべんなく置く
    ⑦180度のオーブンで1時間焼く→途中焼き色がついてきたらアルミホイルを上に被せる

    ★ポイント
    バナナの食感も残したいので、あまりフードプロセッサーをかけすぎないこと
    ラム酒は必須!お菓子用のラム酒でOKです
    クルミはいっぱい入れた方が美味しいです

    フードプロセッサーがない場合は…
    常温のバターを泡立て器でクリーム状にして砂糖を加え混ぜ、卵→バナナ→振るった粉類→ラム酒・クルミの順に混ぜる







    一人では食べきれないので、クリニックへ持ってきてみんなに食べてもらます(╹◡╹)
    いつも同じケーキだと飽きちゃうし…
    失敗しない美味しいケーキのレシピを探そうかしら?

    みなさんは自宅で何をして過ごしていますか?
  • カテゴリー:研究内容

    2020.04.22

    こんにちは。高度生殖医療研究所の甲斐です。

     
    新型コロナウイルスが表立って騒がれ出したのは今年の2月初め(春節の時期?)だったと記憶していますが、その時にはまさかここまでの事態になるとは想像もしていませんでした。騒動以降、様々な情報がネット上を中心に出回りましたが、その中には多くのデマが含まれており、なぜか花崗岩が高値で取引をされたり、トイレットペーパーが一時品薄になってしまう事態まで起こってしまいました。入ってくる情報を鵜呑みにする行為ほど危険なものはありません。有事だからこそ正しい情報を判断し、冷静に行動することが重要です。しかしながら、溢れる情報の真偽を見定めることは極めて困難かと思います。

     
    そこで1つの判断材料としてご紹介するのが、研究者が発信する情報です。研究者には情報収集、そして情報分析のスキルが必須であり、優れた研究者ほど1つの物事に対してあらゆる角度から緻密に分析するようトレーニングされています。データを転載する際には引用元をきちんと明示することが基本となっていますので、誤った情報を選択してしまう可能性は低いのではないかと思います。残念ながら私はまだまだ修行不足で上記スキルには乏しい身でありますので、下記に京大iPS細胞研究所の山中先生が開設されたcovid-19関連情報のHPのリンクを紹介させて頂きます。

    https://www.covid19-yamanaka.com
     
    しかし、ここで注意して頂きたいのが、著名な研究者が発信する情報であっても、それが絶対ではないということです。新型コロナウイルスは未知のウイルスであり、厳密な意味での専門家は今のところ存在しません。また、データ分析から導き出された考察は、理論的には正しいかもしれませんが、それが実際の現場に即しているのか、すぐに実行可能なのかというと別問題になります。下記に神奈川県医師会が神奈川県民に向けて発表した声明のリンクを紹介致します。

    https://kanagawa-med.or.jp/images/about_coronavirus.pdf
     
    正しい情報、そして今必要な情報を選択して総合的に判断する。これは本当に難しいです。

    でも私たちが感染拡大防止のために間違いなく遵守すべき情報があります。それは不要不急の外出を控えること、3密を避けること、マスク着用と手洗い・うがいを徹底することです。最後に厚生労働省の新型コロナウイルス感染症関連HPのリンクを下記に紹介致します。

    https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html#houshin
     
    緊急事態宣言が発令されて2週間が経過しましたが、私自身、引き続き気を緩めることのないように心がける所存です。これまでの生活が大きく変わってしまい、苦しい状況に置かれている方々が数多くおられることと思います。正しい情報に基づいた冷静な行動の徹底により、早期に新型コロナウイルス感染が収束に向かうことを切に願っています。
PAGETOP

医療法人社団 煌の会 山下湘南夢クリニック 院長:山下直樹
〒251-0025 神奈川県藤沢市鵠沼石上1-2-10 ウェルビーズ藤沢4F
TEL:0466-55-5011 FAX:0466-55-5012