医療法人社団 煌の会 YSYC山下湘南夢クリニック

日本生殖医学会認定 生殖医療専門医 不妊治療費助成金指定医療機関 藤沢駅南口徒歩4分 TEL 0466-55-5011

スタッフブログ 山下湘南夢クリニック(YSYC)は、神奈川県藤沢市にある不妊治療を専門とする医療機関です。 そこで働く私たちスタッフが、日々感じた事や不妊治療に関する事を書いています。

  • カテゴリー:YSYCの日常

    2021.04.28

    こんにちは
    受付の松浦です。

    前回のブログで特定不妊治療の改正についてご案内しましたが、今回は治療終了日について説明したいと思います。
    治療終了日は治療の内容によって異なります。
    図にまとめてみましたので、参考にしてください。


    ※妊娠判定日とは移植後の次に受診された日です。
     その日の妊娠判定の結果が妊娠に至らなくても、妊娠されていても、この日が
     治療終了日となります。
     
    それぞれの自治体で提出する期限があります。
    期限が過ぎると申請が出来なくなりますので、お気をつけください。
    治療終了日が分からない、治療期間が分からないなど、ご不明な場合は
    いつでも受付にお問い合わせください。
    お電話でも大丈夫です。

     




    先日、コンビニで発見しました!
    スイッチでテトリスを毎日やっているので、買わずにはいられませんでした。
    固めのグミでしたが、美味しかったです。
    気になる方はぜひファミリーマートまで。
  • カテゴリー:YSYCの日常

    2021.04.23

    こんにちは。高度生殖医療研究所の甲斐です。

     
    唐突ですが、話題を提供する際には出来るだけ相手に理解してもらいたいと常日頃から思っています。自分の研究を社会に役立てるためには、専門外の方々に広く理解してもらうことが重要です。説明会などでも出来るだけ分かりやすい表現を使っているつもりではありますが、これがなかなか難しいものです。

     
    昨年12月のブログで少し触れた論文ですが、先日、無事にReproductionというイギリスの学術誌に採択されました。ちょっと自慢になりますが、エディターから「Very cool」とコメントされるほど高い評価を受けました。本当にありがたく、嬉しいことです。
     
    苦労して作り上げた作品を誰かに見てもらいたいと思うのは至極当然のことだと思います。これまで、論文の掲載が決定するたびに近況報告がてら実家にその論文を送っていたのですが、残念ながら返ってくるのはいつも「よく分からん。」という返事でした。まあ、英語ですし、きちんとした説明もしてこなかった私の怠慢のせいなので、当然の結果と言えます。そこで、今回からは態度を改め、理解してもらえるようにもう少し努力してみようかなと思っています。

     
    さて、今回の論文の内容ですが、簡潔にまとめると下記のようになります。

    「受精卵が2細胞に分裂する際、紡錘体という構造が染色体を分配する役割を果たします。前核が消失した後、微小管形成中心から染色体に向かって伸びた微小管によって紡錘体が構成されますが、マウス受精卵では複数個の微小管形成中心から伸びた微小管によって染色体が安定的に捕捉されるのに対し、ヒトでは精子由来の中心体に依存する2個の微小管形成中心しか形成されないため、微小管に捕捉されない不安定な染色体が発生するリスクが高くなります。」

     
    ちょっと分かりにくいですよね。難解な専門用語が連続して出てくるので、途中で読むことを諦めてしまった方がおられるかもしれません。そこで、上記内容をイメージしやすいように図にすると下図のようになります。

     
     
    図が入ることによって、マウスとヒトでは仕組みが違っているのだなということが分かりやすくなったのではないでしょうか。図で示したような紡錘体形成の仕組みの違いが細胞分裂時の染色体の安定性に影響しているわけです。

     
    この仕組みの違いがどのように染色体の安定性に影響しているかをさらに分かりやすくするため、ここで「例え」を使ってみます。今回、我ながら上手い例えができたなと思っているのですが、上記の図を投網漁に例えてみました。

     
     
    いかがでしょうか。染色体を魚に見立てたのですが、なぜマウスが安定して染色体を捕捉できて、ヒトでは不安定なのか、少しイメージしやすくなりませんか?マウスは複数の投網(微小管)によって魚(染色体)を一網打尽にできますが、ヒトでは投網(微小管)が2つだけなので、魚(染色体)を取り逃がしてしまうリスクが発生します。これが染色体の不安定性を生み出してしまう理由になっていると考えられます。

     
    この論文が一体、どのように生殖医療に繋がるかといいますと、ヒトでは受精卵が2細胞に分裂した後に多核という現象が高頻度に発生します。通常ですと細胞には1個の核しかないのですが、小さな核が複数個できてしまう現象です。しかしながら、マウスの受精卵では多核は起こりません。つまり、この論文で示したヒト受精卵の染色体分配の際に起こる染色体不安定性が2細胞での多核発生に関わっているだろうと推察されます。

     
    マウスは一回の妊娠で沢山の子を産むのに対し、ヒトは基本的に1人の子しか産みません。ですので、ヒトの方が発生の仕組みが緻密に制御されているものだと思いきや、染色体分配に限ってはそうとも言えないのだという事実が判明し、本当に意外で、とても驚きました。このメカニズムが生物学的にどのような意味を持っているのか、実に興味深いです。

     
    そしてこの学術誌、ちょっと変わっておりまして、私が投稿したPoint of Viewという論文形式に限っての話ですが、web上にプロモーションビデオ(PV)を載せる事ができます。私も動画編集ソフトを駆使しまして、自身の趣味全開のPVを作製しました。見る方が見れば、何をモチーフにしたビデオであるのか、すぐにお分かり頂けると思います(本当は金色のドロイドの声にしたかった!)。ちょっと遊んでいますが、内容はちゃんと学術的なものになっております。2分ほどの短い動画ですので、興味のある方は是非とも下記リンクからご覧になって下さい。

    https://youtu.be/Xv1rKmENbLI
     
    下記リンクでは論文とともに掲載されます。

    https://rep.bioscientifica.com/page/pointofview/point-of-view
  • カテゴリー:YSYCの日常

    2021.04.17

    皆さまも、先日行われた競泳日本選手権での池江璃花子選手の優勝インタビューでの、

    涙ながらのこの言葉、記憶に新しいのではないでしょうか。

    私は初めてアスリートのインタビューで胸を打たれ、涙しました。

    皆さまもご存じの通り、池江選手は急性リンパ性白血病の診断を受け、約1年もの闘病生活を終えて戻ってきました。

    病魔との戦い、辛い抗がん剤治療、本人は一度だけ家族に、こんなに辛いなら死んでしまった方が良いと口にしたことがあったそうで、一流アスリートでも心が折れてしまうほどの辛い闘病生活だったことがうかがえます。

    その間に、以前アスリートとして活躍されていた時より18kgも体重は落ち、もちろん体力も筋力も落ちてしまいました。

    でも、池江選手はとても前向きで、洋服屋さんに行って、足が細くなったから、今まで似合わなかった服も着れるようになった!と笑顔で言っていました。

    退院してからも、自宅でトレーニングをし、3ヶ月後にやっと医師からプールに入る許可が下り、久しぶりにプールに入る池江選手は、周りのコーチや仲間にも無理するな、と言われるほどやせ細って筋肉も落ちて、見てるこちらも心配になる様子でした。

    でも、とにかく『泳いでいない自分になんの意味があるのか』練習が好き、泳ぐのが好き、と、とにかく前だけを見て、今の自分が自分だから、過去を振り返る必要はないと、前を向き、努力あるのみと言っていました。『出口のないトンネルは無いんだ』と。



    まだこの世に生をうけてから20年しか経っていない彼女に、(ありきたりな言葉しか浮かびませんが)ものすごく勇気と感動と感銘をうけました。

    かのイチローも『天才は1%の才能と99%の努力』と言っているように、世の中の全ての活躍している人達は、奇跡なんかじゃない、努力の賜物なんだと心の底から尊敬します。



    昨今は努力や根性、がむしゃらや必死がカッコ悪い、ダサいものと思われているふしがあります。

    私も高校生の頃、体育会系の部活にいて、まさに根性の世界で、あの頃はまだ練習中に水分も取ってはいけないというような間違った認
    識の時代でしたので、本当に倒れてしまう前に、トイレに行くと偽って、手洗い場の水道で水を飲むような事もしていました。

    最近では、あまり厳しい練習なんかはパワハラなどと言われて、難しいのかもしれませんが、やはり何事も努力無くしては達成出来ないのだと感じます。


    私は今回初めて、オリンピックで特別に誰かをとても気にかけ、応援させてもらおうと思っています。

    私も頑張んなきゃ!

    20歳の女の子がこんなに頑張ってるんだからと番組を見て深く感動しながらそう思いました。

    まずは前回ブログにも書かせて頂いたスイッチのリングフィットアドベンチャーをいそいそと引っ張り出して来て、

    リングフィットの人にも『3日ボウズ』と言われ、家族にも冷たい目で見られながら2ヶ月ぶりにやりました。

    たった数十分間で息が上がり、うっすら汗もかいてやめました。


    アスリートの人達、やっぱりスゴイなあ。

    受付 峰山

  • カテゴリー:YSYCの日常

    2021.04.10

    こんにちは、受付の宮嶋です。

    先日、ずっと行きたかった場所に行ってきました!!

    それがこちら★

    マイクロブタのカフェです(^^)

    テレビで見た時から気になっていて、飼いたい欲を抱えながら行ってきました。

    部屋に案内されると…

    ブタさんが…!!

    ここのルールとしては、一緒に歩き回ったりすることはできず、膝掛けをかけて足を伸ばして座りながらブタさんが来るのを待ちます。
    撫でたりはもちろんできるのですが、持ち上げたり抱っこするのはNG。ブタさんは地に足がついてないと不安になっちゃうみたいです。


    待ってればちゃんと来てくれます(^^)
    か、か、かわいい!!!!


    足の上をドタバタ走っていきます(笑)


    何撮ってるの〜?と言われてるみたい…


    接客好きのプラティちゃん♪この子めっちゃ気に入りました(*´꒳`*)


    撫でられて気持ちよさそう(^^)

    1時間30分で予約したのですが、本当にあっという間ですごく癒される時間でした(*´꒳`*)
    とても動き回るので、写真はほとんどブレます…ので動画でとることをオススメします!

    最後に…
    カフェなので、カフェオレとドーナツを頂いてきました。
    ブタさんのドーナツが可愛いのでオススメです★
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