医療法人社団 煌の会 YSYC山下湘南夢クリニック

日本生殖医学会認定 生殖医療専門医 不妊治療費助成金指定医療機関 藤沢駅南口徒歩4分 TEL 0466-55-5011

スタッフブログ 山下湘南夢クリニック(YSYC)は、神奈川県藤沢市にある不妊治療を専門とする医療機関です。 そこで働く私たちスタッフが、日々感じた事や不妊治療に関する事を書いています。

  • カテゴリー:YSYCの日常

    2021.05.29

    こんにちは、受付の宮嶋です。

    25日からプロ野球セ・パ交流戦が始まりました!
    リーグ別の勝敗数で行くと、2005年〜2019年でセ・リーグが勝ち越したのは2009年のみ…他はすべてパ・リーグが勝ち越してます。
    人気のセ(・リーグ)、実力のパ(・リーグ)と言われる所以ですね。

    そんな交流戦の初戦。
    とても印象深かった試合がありました。

    まずは巨人vs楽天!
    巨人のウィーラー選手が3ランホームランを打ち、巨人の勝利に貢献しました。
    ウィーラー選手は、外国人枠の都合で1軍での出場が叶わず楽天から巨人へ移籍をした、という経緯がありました。
    そんな古巣楽天相手にホームラン。打席に立った時も、打った時も巨人ファンだけでなく楽天ファンからも拍手が…!
    ウィーラー選手はこれで12球団すべてからホームランを打ちました。史上40人目の快挙です!

    そしてもう一つは阪神vsロッテ!
    3-1で阪神に負けていたロッテは、鳥谷選手のヒットで1点差に詰め寄り、流れをロッテにもっていき9回に逆転。勝利をつかみました。
    この鳥谷選手、もともと阪神にいた選手でした。
    阪神一筋15年。とても人気のある選手で阪神の顔でしたが、2019年シーズン中に球団側から事実上の引退勧告を伝えられました。
    現役を続けたかった鳥谷選手が出した答えは、阪神を退団する、というもの。
    球団側からの引退勧告も鳥谷の退団という決断も、阪神ファンのみならずプロ野球ファンはとても驚いた出来事でした。
    阪神退団後(ロッテ移籍後)、初めての甲子園が25日の試合でした。
    代打で鳥谷選手がコールされた瞬間、その日1番大きい拍手が球場内に響きました。
    そしてヒットを打ったあとにも大きな拍手が。
    ロッテファンはもちろんのこと、阪神ファンからも大きな拍手と、”鳥谷おかえり!”と書かれたボードや鳥谷選手のタオルを掲げているファンが数多くいました。
    また、この試合で阪神の梅野選手が、阪神時代の鳥谷選手が使用していた登場曲を自身の登場曲にする、という粋な計らいがありました。
    鳥谷選手がどれだけ阪神の選手に、阪神のファンに愛されているか。それがとても分かる試合で、すごく胸が熱くなりました。

    初戦から良い試合ばかりで、ますますこれからの戦いも楽しみになってきました(^^)
    一昨年までは球場まで足を運んで観戦していたのですがまだそれも難しそうなので、今年はテレビの前でめちゃくちゃ応援したいと思います!
  • 2021.05.23

    ちょうど50年前、亡くなった両親がふたりで力を合わせて家を建てました。

     
    金沢市の街中にある金沢城公園や兼六園から続く本多の森の一角に土地を買い、そこで自分たちの夢を作り上げました。前半分が屋上がベランダになっている鉄筋づくり、後ろ半分が和風の木造づくりという当時としては洒落た造作の大きな建物でした。庭には山紅葉や五葉松に囲まれて池があり、石組みの間から流れ落ちる滝の下を錦鯉がゆったりと泳いでいました。

    二階の裏手にあった私の部屋は窓を開けると本多の森の竹林が迫り、街中にもかかわらず春には筍が取れ、夏には蝉時雨が降り注ぎ、狸の親子が笹藪の間から顔を出す四季折々の風物詩に溢れる家でした。

     
    兄と私が進学や就職で家を離れた後も、父は庭木の剪定や雑草取りそして冬の雪吊りなど庭の手入れに精を出し、母は手作りの木目込み人形やアートフラワーで家を飾りました。

     
    5年前に母が亡くなり、時を同じくして介護施設に入所した父も再び家に帰ることなく昨年他界し、家は主を失ってしまいました。

     
    空き家となった実家をできるだけ両親が住んでいた頃のままの姿で残していくことが一番の親孝行になるような気がして、月に二度藤沢から金沢に帰った際に実家の様子を見に行くようになりました。

     
    玄関の扉を開けると、前に訪れた時と変わらない静まり返った空間が待っています。郵便受けから押し込まれ玄関に散乱したダイレクトメールが住む人のいない家の寂しさを募らせます。家中の窓を開けて二週間分の寂しさの浸みこんだ澱んだ空気を入れ替えます。世話をされなくなったこの家の私に対する恨み節なのか、窓や障子を開けようとしてもガタガタ、ギシギシ軋んだ音を立て、開けるのに苦労する箇所が増えていきました。

     
    春と秋に植木屋に頼み庭木を剪定してもらいました。それでも、夏には雑草が生い茂り、雪吊りをしなかったために雪の重みで傷ついた枝が目立つようになりました。

    “住む人のいない家は日に日に朽ちていく”

    よく耳にする言葉ですが、実家を訪れる時間はこの言葉の重みを実感させられる時間となりました。

     
    時の流れとともに、家も庭も端正のとれた美しい佇まいを急速に失っていきました。

     
    風の強い日に裏木戸の扉がバタンバタン音を立ててうるさいので何とかしてほしい。

    軒下にスズメバチが大きな巣を作っている。怖いから何とかしてほしい。

    落ち葉が溝に詰まって後始末が大変だ。

    などなど、近所の人たちから苦情が届くようになりました。

     
    それでも、この家を残したいという義務感にも似た私の思いは強く、この5年間ご近所さんからの苦情にひとつひとつ対処し、容赦なく生えてくる雑草を刈り、空気を入れ替え、ダイレクトメールを処分してきました。

    しかし、忍び寄る老朽化は止めようがありませんでした。手を入れて小さな旅館や料亭にでもした方が両親が大切にしてきた家や植栽を生かすことになるかもしれないと考え不動産屋に相談にも行きました。丁度、民泊ブームで買い手が現れ、話がまとまる寸前までいきましたが、コロナ騒ぎでそんな話も立ち消えになってしまいました。

     
     
    今年の正月は例年にない大雪で、膝の高さまで積もった雪がベランダに長い間根雪となって残っていました。日差しが暖かくなり雪が融けた後も排水口が詰まったのかベランダはまるでプールのように一面に水を湛えていました。排水口にたまった落ち葉を取り除いて水を流さなければいけないと思いながらも、自然に蒸発して水がなくなってくれればと期待して、何もしない時間が過ぎていきました。

     
    そんな矢先、いつものように実家を訪れ玄関の扉を開けると天井に大きな黒いシミが広がっていることに気づきました。嫌な予感を胸に、茶の間に入ると目を疑う光景が眼前に広がりました。茶の間一面に白い綿のようなものが敷きつめられ畳が見えなくなっていました。目を凝らすと白いカビが茶の間全体を覆いつくしているのでした。ベランダから天井に浸み込んだ水気の仕業であることは誰が見ても明らかでした。

     
    気を取り直し、ほかの部屋の様子を見に行きました。

    座敷に続く絨毯が敷かれた廊下の向こう端に小さな茶褐色の塊が横たわっていました。背筋に寒いもの感じながら近寄ってみると、それは雀の亡骸でした。どこから入ったのか、春の陽射しの中でそれはとてもとても寂しい姿でした。

     
    この日見た光景は、私にこの家とお別れする時が来たことを納得させるのに十分なものでした。

     
    実家を残したいという思いを叶えることができなかった無念さに早く踏ん切りをつけたくて、自宅に戻るとすぐに解体業者を探しました。

     
    解体が始まりました。

    3台のショベルカーの前では年老いた家は抵抗も空しく、驚くほどの速さでその姿を失っていきました。庭を飾った山紅葉や五葉松も、多くの人を迎えた応接間や座敷も、そして、学生時代を送った私の部屋もただの瓦礫となりダンプに積まれ運ばれていきました。

     
    この場所で演じられた悲喜こもごも多くの思い出が、更地を吹き抜ける風と共に消し去られていくようでした。

     
    “夏草や兵どもが夢のあと”

    緑色のパイロンに囲まれ何もなくなった空き地を前に佇むと、芭蕉の句が心を通り過ぎていきました。

     
    いろいろな人のいろいろな時間が流れて、そして、全てが跡形もなく消え去っていきました。

     
    見知らぬ誰かがこの更地をキャンバスにして、新たな絵を描いていくのかもしれません。



     
     
     
     


     
     
     
     
     
     


     
     
     
     
     


     
     
     
     
     
     


     
     
     
     
     
     
    2021年5月24日  院長 山下直樹

     
     
  • カテゴリー:YSYCの日常

    2021.05.22

    こんにちは。
    受付の瀧澤です。

    自粛生活やマスク生活も生活の一部となり、慣れと言うか諦めと言うか…モヤモヤとした気持ちが晴れません。

    そんな中でも、私が楽しかったなぁと思えた事を書いてみます!

    ① 4月、 仕事の後に家にいたら花火の音が聞こえてきました!
    コロナで花火大会も開催されませんが、予告なくサプライズで花火が上がる事があります。
    すぐに家を飛び出して江ノ島が見える川沿いから花火を見る事が出来ました。
    結構長い時間上がっていて、近所の人たちも出てきて楽しんでいました。
    最後の大きな花火が上がるとみんな拍手をして喜んでいました。




    ② 友達と会えず、美味しいお店に行く事が出来ませんが、藤沢駅から5分くらいのところにタイ料理屋さんを見つけ、我慢出来ずに1人ランチをして来ました!
    小さなお店でしたが感染対策もきちんとしていて、お客様さんも少なくて良かったです。
    お料理もランチでお得で、春雨のサラダ・ヤムウンセンとランチプレートはグリーンカレーとガパオの2種類が乗っていて、デザートは緑豆とタピオカが付いていました!
    とても美味しかったです♪




    ③ 実家でトマトの家庭菜園?
    そんなに大層なものでなくて、ミニトマトの苗木が3本植えられているだけですがとても可愛いです!
    成長が早いので実家に行くたびに伸びていてびっくりです。
    夏にはたくさん収穫出来たらいいなぁと楽しみです!








    以上、今年の上半期の楽しかった事でした!
    (ちょっと少ないですね…)

    小さな事でも楽しみを見つけて過ごしていこうと思います!

  • カテゴリー:YSYCの日常

    2021.05.18

    最近はお天気の悪い日が多くなり、いつ梅雨入りするの
    だろうと、くせ毛の私はとても気になって仕方がありません。
    梅雨入りする前に縮毛矯正しないと・・・と思いつつ、利用している
    美容院が近所ではない為、なかなか行きづらいんですよね・・・。
    スタッフや技術に満足しているので、他の美容院に変える気にはなれ
    ないので、コロナが落ち着いて、気軽に足を運べるようになって欲しい
    ものです。

    コロナ感染拡大が広がる中、人混みに行きたくない時、車は便利ですよね。
    私の場合は基本、人のあまり居ない所に行ってます。
    先日、私の車の大先生を含む数名で、静岡県富士宮市まで行ってきました。
    この日は朝から天気も良く、高速を走っている時に富士山がとても綺麗に
    見え感動してしまいました。
    写真に撮りたいくらいだったのですが、残念ながら運転していたので撮れ
    ませんでした。

    今回の目的地は、「白糸スピードランド」です。
    名前から連想される通り、白糸の滝から車で10分かからないくらいの所に
    あります。
    ここは、カート場なのですが、貸切で2輪や4輪でのフリー走行も楽しめる
    コースです。
    現在は4輪の貸切一時停止をしているようで、貸切停止になる前にギリギリ
    行けてラッキーでした。

    基本的に、ダート(未舗装の路面)の方が好きなのですが、前回のブログで
    お話ししましたが、本当に近くに遊べる場所がないので、今回のような
    カート場やサーキット等の舗装されたコースで練習したりもしています。
    スピードを出すのは好きではないので、スピードの出るアスファルトの路面は
    苦手なのですが、また違った経験が出来るというので参加しました。
    今回訪れた白糸スピードランドですが、富士山がバッチリ見えてとても
    気持ち良かったです。





    今回は、大先生が午前中しかいられないという事で、午前中はみっちり私につきっ
    きりで指導をしてくれました。
    ハンドル捌きがまだまだ未熟で、その練習にとコース入口の手前にある待機所に
    三角コーンを4つ並べ、コース入口に行く前にそこをジグザグに走って行くように
    と指導され、お昼になり帰り際に「これ100回練習ね。午前中で30回くらいやった
    からあと70回ね」と帰っていかれました。
    午前中の時間に30回しか出来なかったのに、残りの時間で70回って・・・
    この日の大先生は鬼だと思いました。
    結局、70回もやれる程時間はなく、後日お会いした時に「ごめんなさい」しました。
    また、運転を見てくださると言っていただけたので、時間を作って指導していただ
    いている分、結果を出さなければと思います。
    まだ次の予定は決まってませんが、また誘っていただける日が楽しみです。

    受付 清水




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医療法人社団 煌の会 山下湘南夢クリニック 院長:山下直樹
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