医療法人社団 煌の会 YSYC山下湘南夢クリニック

日本生殖医学会認定 生殖医療専門医 不妊治療費助成金指定医療機関 藤沢駅南口徒歩4分 TEL 0466-55-5011

スタッフブログ 山下湘南夢クリニック(YSYC)は、神奈川県藤沢市にある不妊治療を専門とする医療機関です。 そこで働く私たちスタッフが、日々感じた事や不妊治療に関する事を書いています。

  • カテゴリー:YSYCの日常

    2019.12.07

    朝の冷え込みが厳しくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。培養室の河野です。

    先月も顕微授精の受精率が90%を超え、培養成績も非常に良好な状態を維持できております。当院では、患者様同士が不妊治療における様々な悩みを共有する「おしゃべり会」というイベントを、NPO法人Fineと当院研究室長が中心となり不定期に開催しております。私が最初に携わったおしゃべり会は2015年になります。おしゃべり会の前半では、患者様同士にお話をしていただき、交流していただきます。その後は培養士、看護師が質疑応答の対応をする流れです。2015年のおしゃべり会に参加して以来、当院に通い続けてくださったある患者様が、先日めでたくご卒業されました。年齢的に非常に厳しい条件で、採卵・培養とも難渋しておりました。患者様ご夫婦の卵子、精子の状態についてお話する時間を持ちながら、治療の結果をひとつひとつ理解し受け止めていただき、根気強く通い続けてくださった頑張りが実った素晴らしい出来事でした。

    先日神戸国際会議場にて開催された、第64回日本生殖医学会に参加してきました。大会長の岡田先生は男性不妊の治療において日本を代表する先生であり、男性不妊・精子関連の演題が多く発表されていました。今回の培養室からの発表ですが、これまでに他の医療機関で使用が認められた培養dish管理素材の、安全性検証試験の結果を報告してきました。今回の検証に全面的にご協力いただいた、鹿児島県の松田ウイメンズクリニックとの共同発表という形で発表を行いました。発表終了後に他施設の培養士の方々からいくつも質問をいただき、私が理解している範囲のアドバイスを提供させていただきました。培養環境の改善に当院が開発した「Gas-nil」が有効であることは間違いないのですが、ラベルではカバーできない場面もあり、まだまだ安全な素材の開拓が必要です。他業種の方々とのコネクションを広げていかなければならないと考えております。

    2019.12.7BLG用

     
  • カテゴリー:研究内容

    2019.12.02

    皆様はいかがお過ごしでしょうか?高度生殖医療研究所室長の中田です。

    生殖医学会では、当院で進めている「MAYU」の精子凍結から、がん患者さんの精巣組織凍結についてシンポジストとして発表させていただき、一般演題からは、電磁波は精子に与える影響を実験した結果を報告させていただきました。私をシンポジストとしてお招きいただき、とても有難く思いました。

     
    私は自分を奮い立たせるために今回も新しいチャイナドレスで発表させていただきましたが、チャイナドレスで発表を始めてしたころと比べ、「中田さんに良く似合っている」というコメントをいただくようになりました。ほかの施設にお伺いすると、「あー、あのチャイナドレスのヒトね。」と言われたり、「あんなドレスで発表するのだから、ちょっとまともじゃない人かと思ったけれど、お話してみるとものすごく真剣な人なんですね。」とダイレクトに言われてきました。目立つためというより、自分の好きな服が少しでも話題になるというのはやる気が出ていいものだな、とおもいます。

     
    ヒトは見た目が9割というのはそうなのかもしれません。今ではあの人は中田さんだ、という認識をもっていただけたことや、学会の大会長や他の先生方にもよく似あっているよ、と言われることが嬉しいです。

     
    ちなみにヨーロッパやアジアの国際学会でも発表はチャイナドレスなので、時々、同じ中国のヒトに思われたのか中国の方に話しかけられたりもします。

     
    実は、私のチャイナドレスのルーツは、大学院生の頃にお会いした先生の影響です。

    アロハシャツ、どこかの部族のような鳥の羽根のついた帽子で、座長をきりっと進められたり、キレキレの英語で仕事されているのをみていて、いつか自分もあんな風になりたいなと思いました。

    職場の同僚にしたら不思議なものかもしれませんが、私が発表のステージで一番テンションが上がる衣装だから、というと理解を得られたらいいなと思います。(先のブログにありますが、受付の松浦に私のことを褒めてもらえて、とてもうれしかったです。)

     
    また、精子を電磁波から守り、いい状態に精子を維持できる容器、アイギス(Aegis)、戦いの女神の縦という意味ですが、これからトライアルを開始していきます。

    ご興味のある方は、医師やナースに確認していただければとおもいます。

    写真は今回の生殖医学会の大会長である岡田先生とのものです。会長招宴というシンポジストが呼ばれる晩餐会で撮影していただきました。学会発表もほぼ同じ感じのチャイナドレスでしています。

  • カテゴリー:YSYCの日常

    2019.10.31

    連日の台風上陸や大雨により、未曽有の被害が各地で発生しています。被災された方々に置かれましては、一日でも早く回復されますようお祈り申し上げます。

    10月22日に「即位礼正殿の儀」がメディアで放映されましたが、私は休暇中であったため、リアルタイムにTVで儀式の様子を見ていました。当日は朝から雨が降っており、どんよりとした空模様でした。13時頃に天皇陛下がお出ましになるというテロップが流れ、どんな衣装でお見えになるのだろうと待っていました。時計が13時を回ったちょうどその時、待っていたかのように、カーテンから眩しい日光が差し込みました。びっくりして外を見ると、雨模様であったはずの空に青色が見え、全身に鳥肌が立ちました(なんと、皇居には虹まで出現したそうです!)。日本は本当に、アマテラスの加護があるのかもしれないですね。

    さて、当院では体外受精を行われた方へ結果を伝える手段として、電話対応を採用しています。電話対応は本人確認が直接できるため、安全で迅速に結果をお伝えできるメリットがあります。分割胚や胚盤胞で凍結を目指す患者様には、凍結結果の確認としてお電話を頂いています。受精したかどうか、凍結できたかどうか、凍結出来なかった場合はどこまで成長したか、を伝えています。電話対応とはこのようなメリットがある一方で、言った言わない、というトラブルがつきものです。特に、凍結確認をいただいた患者様は、当然ながら胚の状態を詳しく聞きたくなると思います。胚盤胞凍結確認の場合、「何日目で凍結出来ましたか?」と質問される方もいれば、「胚のグレードを教えてくれますか?」と言われる方もいます。

    まず、「何日目で凍結出来ましたか?」につきましては、胚盤胞は採卵日を0日目、受精した日を1日目として、5日目から7日目にかけて大きく成長してきます。一般的に5日目胚盤胞が良好な成長速度、7日目胚盤胞は遅い成長速度、と考えられています。いただいたご質問に対し、「5日目です」という回答であれば患者様は安心し、「7日目です」という回答であれば落胆される方もいらっしゃいます。ただ、「何日目?」というご質問は非常にシンプルですので、5日目、6日目、7日目の3種類しか返答の選択肢はなく、後々言った言わない、というトラブルに発展する可能性はほとんどありません。もちろん、胚質の説明としては不十分なことが多いです。

    次に、「胚のグレードを教えてくれますか?」についてです。「グレード」については、分割胚、胚盤胞において色々な評価があります。一般的には、分割胚の評価はVeeck分類を用いた評価法、胚盤胞の評価はGardner分類を用いた評価法が多く用いられています。しかしながら、両評価法ともにあいまいな定義を含んでいるため、施設毎に定めなければならない基準が存在します。特にGardner分類は、細胞数と胚の拡張度合いによる評価であるため、時間という概念が含まれません。つまり、「胚のグレードを教えてください」という要望については、「拡張して透明帯が薄くなるほど拡張した胚盤胞で、細胞はそこそこありますので、評価は4BBになります。」という内容が答えとなり、「5日目で凍結出来た胚盤胞です」という情報は、質問の答えとして成立しないのです。

    加えて当院では、胚盤胞評価の一部にGardner分類を改変して利用しておりますので、口頭で説明するのは不可能ではないのですが、資料もない状況でご理解いただくことは難しいと思います。ネット上で出回っている情報とマッチさせることも難しいと思います(論文検索すればヒットするかもしれません)。つまり何が言いたいかといいますと、「胚のグレードについては、電話にてお答えするのが難しいので、次回来院いただいた際にご説明いたします」という返答になってしまいます、ということです。

     
    胚盤胞評価については、これまでの治療歴から解析し、自信をもってお示しできるデータがあります。しかしながら、複雑な評価方法を電話でお伝えすることで、伝達ミスが生じたり、言った言わないの水掛け論になる事ほど、無駄で悲しい結末はないと思います。

    このことから、やはり直接患者様と顔を合わせ、胚盤胞の写真を一緒に確認しながら評価の説明をさせていただきたく思います。お電話にて胚質に関するお問い合わせをいただきました際は、分割胚であれば「〇〇細胞期で凍結しました」、胚盤胞であれば「〇〇日目で凍結しました」、という返答に限らせていただきます。

     
    電話口での詳細な説明ができず、お気を悪くされる患者様も稀にいらっしゃいます。この点は申し訳なく思っていますが、特に電話の時間帯は多くの患者様からの電話を受けておりますので、この点もご理解いただけますと有難いです。

     
    培養部 河野 博臣
  • カテゴリー:YSYCの日常

    2019.10.30

    こんにちは。
    培養部の木暮です。

    夏の間に桃を頂いたのですが、それがとてもおいしかったので個人的桃ブームがやってきました。
    桃ブーム中に食べた桃のパフェをふたつご紹介します。
    1つ目はTHE Tokyo Fruitsというカフェのパフェです。

     
     
    2つ目は、知らない人はいないであろうタカノフルーツパーラーの桃のパフェです。

     
     
     
     
     
     
    果物は当たりはずれがあるのであまり自分では買わないのですが、ブーム中に調子に乗って2つで500円の桃を買いました。
    しかし1つ目は全く熟しておらず頂いた桃のような感動がなかったので、もっと待つべきだったか、、と2つ目はエアコンの効いたお部屋の特等席でせっせと桃を熟してみましたが、やはり頂いた桃には敵いませんでした。果物を買うのは難しいですね。
    なんだか悲しかったので、翌日味の安定している120円のプリンを買って帰りました。
    とてもおいしかったです。

    培養部 木暮
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