医療法人社団 煌の会 YSYC山下湘南夢クリニック

日本生殖医学会認定 生殖医療専門医 不妊治療費助成金指定医療機関 藤沢駅南口徒歩4分 TEL 0466-55-5011

スタッフブログ 山下湘南夢クリニック(YSYC)は、神奈川県藤沢市にある不妊治療を専門とする医療機関です。 そこで働く私たちスタッフが、日々感じた事や不妊治療に関する事を書いています。

  • カテゴリー:YSYCの日常

    2020.04.02

    皆様こんにちは、培養室の河野です。

    COVID-19の感染拡大が止まらず、家から出ることのできない日々をお過ごしかと思います。私の住んでいる世田谷区では、ボックスティッシュは店頭で見かけるようになりましたが、トイレットペーパーは未だに見かけません。

    先日、志村けんさんがCOVID-19の犠牲になりました。子供のころからテレビで拝見しており、世代を問わずとてもわかりやすい笑いを届けてくれました。バカ殿や志村どうぶつ園を見ている時間は、現実のストレスを少しだけ忘れさせてくれました。言葉の選び方や所作から人柄の良さが伝わり、芸能人であるのにすごく身近に感じる存在だったのではないでしょうか。

    すぐに治療を終えて復帰してくるものと考えておりましたが、お亡くなりになったことに大きなショックを受けました。そのうえ感染リスクを避けるため、ご遺族であってもご遺体との面会がかなわなかったそうです。とても寂しく、可哀想でなりませんでした。人々にとって一番笑いが必要な時、一番笑わせてほしい時に居なくなってしまいました。

     
     
    ウイルス感染を封じ込めるためには、自分が感染しないことも大事ですが、他人に感染させてしまう可能性を常に考えて行動すること、が最も大切であると思います。若い方や体力に自信のある方であれば「感染しても自分は何とかなる。自然に治る。」と思うのでしょう。しかしながら、自分の強さが感染を拡大させるかもしれない、他人を不幸にしてしまうかもしれないことを自覚し、行動を考えるべきではないかと思います。身の回りでウイルス感染が拡大し、感染ルートのスタートが自分だと特定されてしまった場合を想像してみてはいかがでしょうか。

     
    外の空気を胸いっぱいに吸うことすら憚られ、精神的にも厳しい日々が続いておりますが、皆様どうかご自身の体調管理を万全に、また周りに広めないよう精一杯配慮してくださいますよう、お願いします。

     
     
     
    東村山駅にある「志村けんの木」

    COVID-19が落ち着いたら足を運んでみようと思います。

     
     
  • カテゴリー:YSYCの日常

    2020.03.10

    私は今イギリスに留学しています。欧州でもイタリアを筆頭に新型コロナの影響が日々拡大しています。先日、新型コロナウイルス「COVID-19」の男性生殖能力への影響について、Newsweekで掲載されていた記事を男性生殖研究の第一人者Allan Pacey教授が取り上げ、その講義を受けました。

    (記事内容)

    https://www.newsweek.com/chinese-scientists-coronavirus-male-fertility-1488235?_gsa=1&=1
     
    講義の要約ですが、中国の研究者が、COVID-19がヒトに感染する際の受容体(細胞にあるタンパク質)について調べたところ、精巣と腎臓の細胞に多く存在したそうです。つまり、COVID-19に感染すると、精巣と腎臓がターゲットになる可能性が考えられるため、感染した男性の生殖能力に注意を払うべきとのことです。Allan Pacey教授は、あくまで当該研究は生データで公開されたものであり、更なる検定の必要性を強調されていますが、生殖医療上留意すべき所見と考えます。

    YSYCスタッフには院内感染がおこらぬよう最大限の配慮をお勧めします。

    培養部 中嶋 直綱

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    以上の連絡により、精子にも影響を与える可能性のあるCOVID-19の院内感染防止を一層徹底するため、以下の内容に該当された方は院内での採精や診察等を当分の間お断りさせていただく場合がございますのでご了承ください。

     
    ・2週間以内に中国・韓国・イタリア・イランに渡航歴がある方

    ・2週間以内にCOVID-19感染者と接触歴がある方

    ・風邪の症状や37.5度以上の発熱が2日以上続く場合

    ・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合

     
    上記のような接触歴や症状がある方は、最寄りの保健所に設置される「帰国者・接触者相談センター」にお問い合わせください。

    帰国者・接触者相談センターホームページ

    https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-kikokusyasessyokusya.html
     
    患者様の皆様、ご協力よろしくお願いします。

    YSYC スタッフ一同
  • カテゴリー:YSYCの日常

    2020.02.22

    冬とは思えない暖かさが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

    新型コロナウイルスの蔓延について、陽性の方が確認された場所や世界的な被害者数について連日のように報道されています。一方、発熱や咳など発症した可能性のある日本人は具体的にどのように行動をすべきか、ほとんど報じられていないように思います。国が私たち国民のことをどのくらいの温度で考えているのか疑問に思えてきます。加えて、海外でマスクをしていない(おそらくマスクを入手できていない)方が外を歩いているだけで迫害されていたり、日本では病院の倉庫からマスクが盗まれたり、ドラッグストアで何度も列に並び転売目的でマスクを買い占める人がいたりと、寂しくなる日々が続いております。

    このような状況の中、布やガーゼによる手造りマスクの製造を始めたお店が、あるニュース番組で紹介されていました。自分たちで何とかしようと率先して行動する姿が嬉しく思いました。素材によってはウイルスどころかそれよりも大きな粒子さえ通ってしまうリスクが高いため、専門的な見解を交えた工夫が必要であると考えます。が、じっと経過を見守るより、前向きな、建設的な話がどんどん進んでくれると良いなと思います。それよりも、マスクはあくまで拡散防止が主な目的だと思いますので、手洗いうがいの方も感染のリスクを下げるためには大切なことだと感じます。

     
    報告が遅くなりましたが、先月中旬に国際医療福祉大学で開催された第25回日本臨床エンブリオロジスト学会に参加してきました。当院の培養室からは1名が発表し、私は今回PIEZO-ICSIのワークショップを担当させていただきました。ワークショップの参加者は前半が初級者7名、後半が上級者7名、前後半2時間半ずつの内容でした。例年通り各講師に割り当てられた1台の倒立顕微鏡で、7名ずつ指導しなければなりませんでした。当院から培養士が1名手伝いに来てくれましたので、質疑応答の対応については十分にできたと思います。しかしながら倒立顕微鏡が1台ですので、顕微操作についてはどう頑張っても1名ずつの指導となってしまいます。個別の指導に時間がかかってしまう現在のシステムは今後改善していかなければいけないと感じました。

    学会の後半では、広いメインホールのステージ上で顕微操作のデモンストレーションが行われました。大きなスクリーンに画面いっぱいに、顕微鏡や顕微操作の手元が映し出されました。デモを行った講師の先生はとても緊張したと思います。技術の習得には達人の技を見ることが一番ですから、このようなチャレンジはとても魅力を感じました。また新たな試みとして、今回はワークショップ用にウサギの卵子が用意されました。ウサギの卵子は大きさや細胞の質感などヒトの卵子に非常によく似ています。とても高価ですが、顕微操作のトレーニングには理想的な素材です。準備が大変だったと思いますが、エンブリオロジスト学会の気概が伝わってきました。今後もワークショップや発表にどんどん参加し、盛り上げていきたいと思います。

    培養部 河野
  • カテゴリー:YSYCの日常

    2020.02.10

    皆さんこんにちは。

    先日の暖冬とはうって変わって、先週は本格的な寒さがやってきましたが

    体調お変わりないでしょうか。

    私は風邪予防、インフルエンザ(+新型コロナウイルス)の感染予防として鼻うがいを始めました。

    まだまだ初心者なので、うがい薬を入れると確実にむせてしまいますが、

    薬を注入したと同時に声を出しながら行うのがコツのようです。

    すごくスッキリするのでよかったら試してみてください。これからの花粉の季節にも効果があるようです:)

     

    さて、今回はある映画を紹介したいと思います。

    「プライベートライフ」という、不妊治療を続ける40代夫婦の物語です。

    アメリカで制作された映画で2018年にNetflixで公開されました。

    物語は早速、夫が妻に自己注射をするところから始まります。

    採卵はうまくいったものの移植では良い報告が聞けず・・・。

    再度自分の卵子で治療を続けていきたいと願う妻とは裏腹に、主治医から卵子提供を勧められ・・・。

     

    私はこの映画がNetflixの「まもなく配信」に入っている時から気になっており、

    配信と同時に拝見しました。日本では卵子提供は認められていないので、

    治療の方針はアメリカのそれとは異なります。

    しかし、廃棄ボックスにたまった使い捨ての注射器、親戚との食事の席での雰囲気など、細かい描写が

    不妊治療を続ける夫婦の思いだけでなく、

    そこに関わってくる親戚の思いなども手に取るように伝わってくる映画でした。

     

    私はこれほど緊張感が伝わる不妊治療の映画を今まで見たことがありませんでした。

    これから治療を行なっていく方にもお勧めしたいですが、

    不妊治療に従事する私たちこそ見なければならない映画かもしれません。

    Netflixに加入している方は是非ご覧ください。

     
     

    中嶋

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