医療法人社団 煌の会 YSYC山下湘南夢クリニック

日本生殖医学会認定 生殖医療専門医 不妊治療費助成金指定医療機関 藤沢駅南口徒歩4分 TEL 0466-55-5011

スタッフブログ 山下湘南夢クリニック(YSYC)は、神奈川県藤沢市にある不妊治療を専門とする医療機関です。 そこで働く私たちスタッフが、日々感じた事や不妊治療に関する事を書いています。

  • カテゴリー:YSYCの日常

    2020.02.10

    皆さんこんにちは。

    先日の暖冬とはうって変わって、先週は本格的な寒さがやってきましたが

    体調お変わりないでしょうか。

    私は風邪予防、インフルエンザ(+新型コロナウイルス)の感染予防として鼻うがいを始めました。

    まだまだ初心者なので、うがい薬を入れると確実にむせてしまいますが、

    薬を注入したと同時に声を出しながら行うのがコツのようです。

    すごくスッキリするのでよかったら試してみてください。これからの花粉の季節にも効果があるようです:)

     

    さて、今回はある映画を紹介したいと思います。

    「プライベートライフ」という、不妊治療を続ける40代夫婦の物語です。

    アメリカで制作された映画で2018年にNetflixで公開されました。

    物語は早速、夫が妻に自己注射をするところから始まります。

    採卵はうまくいったものの移植では良い報告が聞けず・・・。

    再度自分の卵子で治療を続けていきたいと願う妻とは裏腹に、主治医から卵子提供を勧められ・・・。

     

    私はこの映画がNetflixの「まもなく配信」に入っている時から気になっており、

    配信と同時に拝見しました。日本では卵子提供は認められていないので、

    治療の方針はアメリカのそれとは異なります。

    しかし、廃棄ボックスにたまった使い捨ての注射器、親戚との食事の席での雰囲気など、細かい描写が

    不妊治療を続ける夫婦の思いだけでなく、

    そこに関わってくる親戚の思いなども手に取るように伝わってくる映画でした。

     

    私はこれほど緊張感が伝わる不妊治療の映画を今まで見たことがありませんでした。

    これから治療を行なっていく方にもお勧めしたいですが、

    不妊治療に従事する私たちこそ見なければならない映画かもしれません。

    Netflixに加入している方は是非ご覧ください。

     
     

    中嶋

  • カテゴリー:研究内容

    2020.01.10

    明けましておめでとうございます。

    皆様はお正月をいかがお過ごしでしたでしょうか?高度生殖医療研究所の室長の中田です。

    私は腰痛に苦しみながら、2020年の学会の発表のためにデータ整理、学会の抄録やポスターの作成、論文を進めていました。

    その中、やはり今年も箱根駅伝に夢中になっていました。往路で母校明治大は13位から箱根の登坂で5位まで上がりました。また、復路でも区間新記録を出す主将の姿を見て、感動せずにはいられませんでした。3位争いにまでなりましたが、結果的には6位でした。シード権が得られてよかったなと思うことと、1年生や2年生が多く出ていたので、今後に期待できました。来年が楽しみです。

    箱根駅伝ではいろんなエピソードが伝えられます。もう80歳くらいの明治大学出身のおじいさんが箱根駅伝に出場した時は、駅伝の人数が足りず、ラグビー部だったそのおじいさんも箱根駅伝を走ったそうです。「明治、前へ」というラグビーの精神は箱根駅伝にも通じるものがあったのかもしれません。結局、駅伝のメンバーの半分はラグビーの選手だったそうです。

    また、優勝した青山学院大学のエピソードでは、監督から一度はマネージャーになれと言われた選手が、練習を頑張り、駅伝を走っていました。兄弟で同じ大学のマラソン部に所属していたので、マネージャーになれといわれた弟の選手は兄にタスキを渡すのが夢だったそうですが、それは叶いませんでした。しかし、懸命に走る姿を見ていると涙をこらえることができませんでした。彼にとっては夢を叶えられなかったことは無念かもしれませんが、たくさんの練習をして諦めなかったこと、たくさんの方にきっと勇気を与えたことは誇っていいのではないかと思います。

    箱根駅伝では、途中でペースが落ちる選手、転倒する選手、いろんな選手がいても、チームでの信頼関係、たくさんの応援をみていると、次に頑張ればいいじゃないか、大丈夫か?と、だれもその選手を責めないし、君はよく頑張った、という思いが伝わってきます。観ていてどの選手も一人一人の晴れ舞台です。その頑張りを母校以外でも応援しています。今年のオリンピックでは、箱根駅伝の選手たちも走ります。とても楽しみでならないです。

    実験や学会発表でも、箱根駅伝のような場面が多々あります。頑張っている人を応援してくれる人、そんな人たちのために発表を頑張る、私には重なるところが多いように思います。

    タスキやバトンは一人から一人に渡すものではなく、応援してくれる同僚たちの思いを渡す、そんな気がするので、私自身は学会発表マラソンに参加してきたように思います。

    今まで複数の発表を一つの学会でもしてきましたが、私自身の力だけでなく、応援してくれる、協力してくれる人たちのおかげで、バトンもたくさん渡すことができたように思います。実際に、国際学会でも英語で発表する私を応援してくれた同僚には感謝です。院長にも国内外でたくさんの学会で発表する機会をいただいて感謝です。

    今年もバトンを渡せるように、進めていきたいと思います。それは、業界で誰かがバトンを受け取ってくれたらいいなという思いもあります。研究の世界も、だれかのバトンを受け取って、さらにいいものにして次世代に渡す、ということもとても多いですし。

    不妊治療の世界は命のバトンです。いいものをさらに良く、同じ業界の若い世代に、次世代につなげるものになることが大切だなと改めて思う、箱根駅伝でした。ちなみにですが、私は走ることがとてもとても苦手なので、マラソンをする人たちは、すごいなと思います。

    今年もどうぞよろしくお願いいたします。当院に通われている患者様方が一日も早く笑顔で卒業されるよう、祈念しております。

    写真はうちの大福という名前のジャックラッセルテリアです。もう少しで2歳になります。

  • カテゴリー:YSYCの日常

    2019.12.31

    2019年も残りわずかになりました。今年も培養成績を非常に高い水準で維持できました。

    当院培養室は、全ての培養士が全ての操作を習得しています。全ての人員が同じレベルの技術を有する、これは他で真似をすることが難しいことだと思います。培養技術の習得では、補助業務を経て業務全体の流れを覚え、卵子、精子、胚の操作を経て、ストレスをかけずに細胞を扱う感性を養います。その上で、より高度な胚移植や顕微授精の習得に至ります。全ての人員が同じレベルの技術を有することは、大きなメリットがあります。

    例えば、手先の技術は、どうしても操作のクセが出てしまうものです。しかしながら、手先のクセは無理に矯正するのではなく(デメリットしかないクセは矯正します)、クセを自覚した上で操作をアレンジし、細胞へストレスをかけない方法を個別に考えます。同じ操作に対して個々が違う視点を持つことができ、課題に対して考える習慣が身に付きます。そして、お互いが工夫を取り入れることで、安全で最速の手順が完成されます。

    患者様の卵子、精子、胚も個性豊かな形状をしています。患者様の状況に合わせたアプローチを個々がその場で考えることができる点は、当院培養室の優れた特徴であると思います。

    今年も治療が大変困難であった方々が卒業できました。一方で、未だ治療に苦渋されている患者様もいらっしゃいます。来年度もより一層の技術を持って患者様をサポートさせていただく所存です。来年が皆さまにとって良い年になりますよう、願います。

     
    培養室 河野
  • カテゴリー:YSYCの日常

    2019.12.07

    朝の冷え込みが厳しくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。培養室の河野です。

    先月も顕微授精の受精率が90%を超え、培養成績も非常に良好な状態を維持できております。当院では、患者様同士が不妊治療における様々な悩みを共有する「おしゃべり会」というイベントを、NPO法人Fineと当院研究室長が中心となり不定期に開催しております。私が最初に携わったおしゃべり会は2015年になります。おしゃべり会の前半では、患者様同士にお話をしていただき、交流していただきます。その後は培養士、看護師が質疑応答の対応をする流れです。2015年のおしゃべり会に参加して以来、当院に通い続けてくださったある患者様が、先日めでたくご卒業されました。年齢的に非常に厳しい条件で、採卵・培養とも難渋しておりました。患者様ご夫婦の卵子、精子の状態についてお話する時間を持ちながら、治療の結果をひとつひとつ理解し受け止めていただき、根気強く通い続けてくださった頑張りが実った素晴らしい出来事でした。

    先日神戸国際会議場にて開催された、第64回日本生殖医学会に参加してきました。大会長の岡田先生は男性不妊の治療において日本を代表する先生であり、男性不妊・精子関連の演題が多く発表されていました。今回の培養室からの発表ですが、これまでに他の医療機関で使用が認められた培養dish管理素材の、安全性検証試験の結果を報告してきました。今回の検証に全面的にご協力いただいた、鹿児島県の松田ウイメンズクリニックとの共同発表という形で発表を行いました。発表終了後に他施設の培養士の方々からいくつも質問をいただき、私が理解している範囲のアドバイスを提供させていただきました。培養環境の改善に当院が開発した「Gas-nil」が有効であることは間違いないのですが、ラベルではカバーできない場面もあり、まだまだ安全な素材の開拓が必要です。他業種の方々とのコネクションを広げていかなければならないと考えております。

    2019.12.7BLG用

     
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