医療法人社団 煌の会 YSYC山下湘南夢クリニック

日本生殖医学会認定 生殖医療専門医 不妊治療費助成金指定医療機関 藤沢駅南口徒歩4分 TEL 0466-55-5011

スタッフブログ 山下湘南夢クリニック(YSYC)は、神奈川県藤沢市にある不妊治療を専門とする医療機関です。 そこで働く私たちスタッフが、日々感じた事や不妊治療に関する事を書いています。

  • カテゴリー:研究内容

    2019.12.02

    皆様はいかがお過ごしでしょうか?高度生殖医療研究所室長の中田です。

    生殖医学会では、当院で進めている「MAYU」の精子凍結から、がん患者さんの精巣組織凍結についてシンポジストとして発表させていただき、一般演題からは、電磁波は精子に与える影響を実験した結果を報告させていただきました。私をシンポジストとしてお招きいただき、とても有難く思いました。

     
    私は自分を奮い立たせるために今回も新しいチャイナドレスで発表させていただきましたが、チャイナドレスで発表を始めてしたころと比べ、「中田さんに良く似合っている」というコメントをいただくようになりました。ほかの施設にお伺いすると、「あー、あのチャイナドレスのヒトね。」と言われたり、「あんなドレスで発表するのだから、ちょっとまともじゃない人かと思ったけれど、お話してみるとものすごく真剣な人なんですね。」とダイレクトに言われてきました。目立つためというより、自分の好きな服が少しでも話題になるというのはやる気が出ていいものだな、とおもいます。

     
    ヒトは見た目が9割というのはそうなのかもしれません。今ではあの人は中田さんだ、という認識をもっていただけたことや、学会の大会長や他の先生方にもよく似あっているよ、と言われることが嬉しいです。

     
    ちなみにヨーロッパやアジアの国際学会でも発表はチャイナドレスなので、時々、同じ中国のヒトに思われたのか中国の方に話しかけられたりもします。

     
    実は、私のチャイナドレスのルーツは、大学院生の頃にお会いした先生の影響です。

    アロハシャツ、どこかの部族のような鳥の羽根のついた帽子で、座長をきりっと進められたり、キレキレの英語で仕事されているのをみていて、いつか自分もあんな風になりたいなと思いました。

    職場の同僚にしたら不思議なものかもしれませんが、私が発表のステージで一番テンションが上がる衣装だから、というと理解を得られたらいいなと思います。(先のブログにありますが、受付の松浦に私のことを褒めてもらえて、とてもうれしかったです。)

     
    また、精子を電磁波から守り、いい状態に精子を維持できる容器、アイギス(Aegis)、戦いの女神の縦という意味ですが、これからトライアルを開始していきます。

    ご興味のある方は、医師やナースに確認していただければとおもいます。

    写真は今回の生殖医学会の大会長である岡田先生とのものです。会長招宴というシンポジストが呼ばれる晩餐会で撮影していただきました。学会発表もほぼ同じ感じのチャイナドレスでしています。

  • カテゴリー:研究内容

    2019.10.28

    すっかり秋になり、金木犀の香りが漂うこの頃ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?高度生殖医療研究所の室長の中田です。

    9月、10月と関東、東北と猛烈な台風が襲来しましたが、皆様はご無事でしょうか。

    大変な中の方々もどうかお体を大切にされていただきたいと思います。

    私の家は、9月は2日間の停電と断水、10月は5時間の停電、となりました。

    まだまだ、被害の影響が被災地の皆様につらい思いをさせているかもしれません。どうか、一日も早い復旧と日常が戻りますようにと願っています。ご支援に行かれている方々も、お体に気を付けていただけたらと思います。

     
    9月の停電の際は、昨年の旭川の地震の教訓から、水、ガス、充電池2個、ライト数個、を準備していました。充電池は、うちのペットである、アカハライモリ、エビ、2つの金魚の水槽に主に使用し、あとは携帯の充電に使用して、乾電池でつくライトを利用して過ごしました。

    ご飯はかまどさん、という土鍋を使って炊き、ガスコンロでおかずを作りました。

    うちから2駅の場所、職場の藤沢などは、停電もなく、コンビニも開いているので、購入することはできますし、ホテルに宿泊することも可能だったかもしれませんが、私はあえて停電生活を送りました。なぜならば、私の子供たちに緊急事態でも、どんな状況でもできることを教えたかったからです。真っ暗な中でも、ご飯を普通に作ること、それをわずかな明かりの中でもちゃんと食べること、それはいつかの記憶に残ってもらえたらいいなと思ったからです。しかし、本音はとても大変でしたけれど。

     
    10月の台風の後、当クリニックに茨城から通ってくださった患者さんからお米が届きました。毎年、とても美味しくいただいているます。私の親戚からの紹介で通ってこられた方なのですが、もうお子さんは来年小学生になるとのことで、時が経つのは早いなと思うことと、お米とともに元患者さんとお子さんからのお手紙がとても嬉しかったです。

     
    そのお米で、私の大好きなTKG(たまごかけごはん、DAIGO用語ですね)を作っていただいています。そのままいただいてもとても美味しいですが、TKGに納豆やオクラを入れると、もうかなりの御馳走です。キムチを入れたりしても美味しいですし、高菜やたらこをいれても美味しいですね。皆様は、どんなTKGが好きでしょうか。私は、たまごをのせてから、お醤油をかける派です。

    忙しさや実験に熱中していたこともあり、体重の減少が甚だしく、食欲もなく、足元がふらつくこともありましたが、元患者さんが丹精込めて育てたお米で炊いた「美味しいご飯」はとても有難く、体に英気を養ってくれるなと思います。おかげで、体重が戻ってきました。「美味しいご飯」を食べ過ぎないで、ちょうどいい体重を超えないように気を付けないといけませんね。

    10月は実験に明け暮れましたが、11月は生殖医学会もあり、シンポジウムで発表させていただく予定です。年末まで残り少なくなってきましたが、自然災害には適わないことや、人の優しさや、ささやかな言葉ひとつが嬉しくも悲しくも、いろいろなことが勉強になるこの頃です。

    マザーネイチャーへの挑戦、というのは、私の出身大学の発生工学研究室の教授がよく仰っていた言葉ですが、台風への挑戦をしてくれる研究者がいてくれたらいいなと思うこの頃です。私は、精子を守ること、受精、発生、その後の妊娠に結びつくような仕事ができるようにと思っています。

    話は少し変わりますが、私の研究室の入り口には、今までの特許の特許証や商標登録証、海外特許証を飾っています。先週、精子への水素処置の特許証が届き、4つ目となりました。横にはアインシュタイン博士のパネルを置き、「よし、今日も頑張ろう。」と励ましてくれます。そして、今日も実験を進めて、患者さんの皆さんのお役に立てればと思います。

     
     
     
  • カテゴリー:研究内容

    2019.09.15

    台風の影響で停電や断水が続いた地域の皆様、大変な状況だったと思います。復旧はしても、日常が戻るまでには、まだ時間がかかると思いますので、どうかお体を大切にしていただけたらと思います。高度生殖医療研究所の室長の中田です。

    私の家は神奈川にありますが、山の上に近いところにあり、小さな小さな畑で野菜を育てるのを趣味としています。今年は、購入した胡瓜の苗がすくすく成長し、毎朝、胡瓜が2本収穫できるほどになりました。多少形は悪いですが、太くてみずみずしく、とても美味しく、私のささやかな自慢になりました。完全無農薬にしたかったので、酢とニンニクと唐辛子パウダーを水に混ぜ、濾過した手作りの除虫剤を使って育てました。土作りから2年目にしてですが、素人にも関わらずここまで育つとは思わなかったので、朝が楽しみになりました。

     
    しかし、台風により、葉が大きかったことやずいぶん広がって育っていたせいもありますが、写真のように風になぎ倒され、あちこちの茎が折れ、葉は枯れ、途中まで育っていた胡瓜もダメになってしまいました。

     
    私の家も台風で2日間停電し、とても大変でした。

    家族には、胡瓜はもう無理だと思うよ、と言われたけれど、無理かどうかはやってみないとわからないから、とあちこち折れた茎や枯れた葉を切り取り、また支柱に茎を固定し、を繰り返しました。ほとんど葉がなくなってしまったけれど、なんとかならないかと諦めきれず、手入れを繰り返しました。

    台風後4日目に花が4個咲いたのをみて、感動しました。そして3つ目の写真ですが、胡瓜になりそうな感じです。

     
    植物の生命力に驚かされるとともに、諦めないことを教えられた気がします。ほとんどの葉がなくなり、折れた茎ばかりの胡瓜ではありますが、花の数も増え、新しい芽が育ってきています。また収穫できたらいいなと思います。

    私の仕事の話もさせていただきます。

    今まで、運動性の減少した精子を元気にさせるための研究、精子ひとつでも凍結保存できる方法などを行ってきましたが、精巣の組織を凍結する研究、精子を守るための新しい研究も進めています。いい結果が出てきていますので、患者さんの役に立てればと思います。どんな状況になっても倒れず、諦めず、花を咲かせて実を結んでほしい、は、私の基礎です。そう思う自分が倒れたり、諦めたりしないように、自分の体のことも考えながら、頑張っていけたらと思います。
  • カテゴリー:研究内容

    2019.08.26

    皆様は今年の夏をいかがお過ごしでしょうか?高度生殖医療研究所室長の中田です。

    私は今年の夏休みに念願だった奄美大島に行きました。子供の頃、祖父に奄美大島の自然の素晴らしさ、人の温かさの話を聞いてから、大人になったらいつか行きたいと思ってきた島でしたので、行けてうれしかったです。

    そして、どうしてもやりたかった、シュノーケリングツアーに参加することもできました。今まで、バリで一度ダイビングをしてからダイビングもしたかったのですが、時間があまりとれず、去年、八丈島で久しぶりにシュノーケリングをして、やはり海の中の生き物を間近に見ることが大好きになってしまいました。

    前のブログにも書きましたが、私は泳ぐことが大好きです。小児喘息があったために、子供の頃に始めたプールでしたが、泳げるようになるたびに、水の中の世界がどんどん好きになりました。イメージ的に、中田さんが泳げるとは思いませんでした、と言われることもありますが。

    家族は泳ぐことが嫌いなので、私一人で奄美大島の海亀を見るシュノーケリングツアーに参加しました。透明でありながら、マリンブルー、コバルトブルーと様々な色の海水がとても綺麗で、白い砂浜がとてもよく似合う、忘れられない海です。

    ウェットスーツとブーツ、フィン、シュノーケルを装着して、海を泳ぎましたが、まず目の前に現れたのは、可愛いフグでした。私と目が合うとしばらく一緒に泳いでくれました。

    次に、サンゴ礁の近くには、カクレクマノミとその赤ちゃんのクマノミで、まるで「ファインディング・ニモ」の世界が広がっていました。きびなごの稚魚の大群にも出会えました。

    海亀の好きな海藻が生えているところに、ツアーガイドさんに連れて行っていただくと、さっそく海亀を発見!

    私に見つかると、しまった!みつかった!みたいな感じでしたが、ゆったりと前方を泳いでくれました。大きさは30cmくらいのまだ若い海亀でしたが、合計6匹の海亀と出会えました。

    とても感動しましたが、泳いでいると時間が経つのがとてもはやく、終了の時間になってしまいました。

     
    奄美の海にはいくつもの海亀に会えるスポットがありましたし、ビーチもとても多かったのですが、泳いでいる人が少なかったです。

    また、奄美大島で海亀や綺麗な魚と泳いでみたいですが、いつかイルカとも泳いでみたいです。海外の綺麗な海にも行ってみたい、という夢がまたできました。

     8月は夏休みという貴重な時間をもてることができたことに感謝です。

    また、4月に投稿が決まった論文の別刷りが届いて、とてもうれしかったですが、研究の方も新しい実験、継続している実験を進めることができ、良好な結果が得らえています。こちらも来年から発表していけるように準備していきたいと思っています。秋は実験も進めつつ、学会、原稿、論文とも進めていきたいと思っています。

    朝晩と涼しくなり、蜩もなく夏の終わりを感じるこの頃ですが、皆様も体調に気を付けてください。

     
     
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